色々書いてるけど、結構適当なので参考にする場合は自分で別途調べることをおすすめします。 対象となる自転車は2016年モデルのTern Link N8です。
ホイール交換
選択肢
元のホイールは色々あってリムが激しく削れていてまともに使える状態じゃなかったので、新しいホイールに交換することにした。 選択肢は色々あった。
- 純正品あるいはDAHONのホイール
- メリット
- 無難
- デメリット
- 高価
- お店とやり取りしていて、意外と取り寄せに時間がかかることが分かった
- メリット
- サードパーティーのホイール
- メリット
- 安い
- デメリット
- 選ぶのが難しい
- 届いてみないと品質が不明
- 届くのに時間がかかることがある
- メリット
- 中古
- メリット
- コスパが良い可能性
- デメリット
- 運次第(実は並行して狙ってたけど、良い商品に巡り会えなかった)
- メリット
- 今のホイールをバラして手組みし直す
- メリット
- 物質的な無駄が無い
- デメリット
- 驚くほど手間がかかる
- そもそも手組みなんてしたことがないので、道具もスキルも無い
- メリット
自分は今後の選択肢も増えそうということでサードパーティーのホイールを試してみることにした。 AmazonかAliExpressあたりが選択肢かと思うけど、Amazonではよさげなものが見つけられなかったので詳しい友達の助言も受けつつAliExpressに挑戦した。
AliExpressで物色&注文
まずは良い商品を見つけるところからはじめないといけない。そのためには、ホイールの仕様を把握する必要がある。
- 基本的にはLink N8 | Tern Bicycles Japanに書いてある
- 重要なのは、ホイール径は406、エンド幅はフロントが74mmでリアが130mmで、カセットスプロケットタイプであること
- 他にもリム幅とかも本当は気をつけないといけないんだろうけど、正直よく分からなかったので無視した
- チューブが仏式なので仏式のホイールを当初探していたけどそんなものは見つからなかった。別に米式のホイールに仏式のチューブを装着して問題無いことが分かったので、米式のものから選んだ(別に英式でも穴の大きさは同じらしい?ので、どっちでも良さそう)
- 気にするなら変換アダプターも売っている。自分は変換アダプターを買った後に実は必要無かったことに気づいた……
そしたらとにかくがんばって良い商品が無いか調べる。検索ワードを思いつく限りいれていく感じで結構大変だった。
- 結局Lp Litepro 20inch Folding Bicycle Wheels 406 451 Disc V Brake Wheel Set 11speed Aluminum Alloy Wheel Rims - Bicycle Wheel - AliExpressを選んだ
- 送料込みでとにかく安い
- 到着予定日も思ったより早い(信頼度は注文時点では不明だったが)
- カタログスペックも悪く無さそう
- ショップの評判も悪く無さそう(AliExpressはショップの継続年数を中心に見ると良いらしいと聞いた)
- 同モデル名の他のショップが出している商品の評判も悪く無さそう
- 色々調べてるとミニベロ系の中華カスタムパーツとしてLiteProは結構メジャーらしい?ということも多少後押しになった
注文して、到着までやきもきしながら待つ。結局、予定到着日よりも3日ほど前倒しで届いた。こういうのは絶対に遅れるものみたいなイメージがあったので、良い意味でびっくりした。 梱包も安っぽいけどしっかりしていて、潰れたりもしていなかった。
こんな感じで最初から塗装が剥がれてたけど、詳しい友達曰く安いホイールだしこんなもんらしい。
組み付け
スプロケットは旧ホイールから移植することも考えたけど、摩耗してそうなのとそもそも固着してしまっていたので新しく買った。
元のスプロケットが Shimano, CS-HG41, 11-32T, 8spd.
だそうなので、互換性のありそうで安いこいつを選んだ。
HG51とかもあるけど調べてみた感じどうやら見た目(メッキの種類)と重量が違うという感じっぽかったけど、使用用途と値段の差を考えると買う気になれなかったので一番やすいHG31を選んだ。黒いと汚れも目立たなそうだし。
ついでにギアレシオも11-30Tに変えた。折りたたみ自転車なので32Tをあまり使うことがないというのと、変速がぎこちない気がしていてワイドレシオからクロスレシオに寄せるとそのあたり改善されるという噂を見かけたから。 本当は11-28Tとかでも良かったけど、単に売ってなかった。
あとは適当にYouTubeで動画を見たり、ググって出てきた情報を元にスプロケットを新ホイールに組み付けていく。グリースを塗る派閥と塗らない派閥があるらしいけど、旧ホイールのスプロケットが固着した経験から僕はフリーホイールとロックナットの両方にグリースを塗った(ちなみに、20年くらい前に買ったと思われるデュラエースグリース)。
その後も旧ホイールからチューブとタイヤを移植して、無事に交換することができた。
その他感想
- ラチェット音は爆音。フリーホイールを分解してグリスアップするという手もあるみたいだけど、面倒なのでやらなかった。爆音なら爆音で歩行者とかにも気づいてもらえそうという気持ちもある
- 純正ホイールと比べて若干軽くなった気がする。ちゃんと測って無くて手で持った感想だけど
- 自転車を逆さにしてメンテしてたら普通にハンドル回りを傷つけてしまった。次からは段ボールなりなんなり敷いてあげたい
- ホイールを外して室内で段ボール敷いた上で作業してたので結構快適だった
Vブレーキのシュー交換
これがマジでつらかった……。
大してハードな使い方はしないので、安いブレーキシューを買いました。
- Vブレーキの調整そのもののめんどくささ
- 慣れてないというも大きい
- 思ったよりも難しかったので、動画を2つほど見てから臨むくらいのほうが良さそう。以下の2つが良さそうだった
- あんまりきっちり平行にしようとするとめちゃくちゃ難しいので、ほどほどでいいんじゃね?という気持ちになった
- 406ホイールということもあってかブレーキシューの位置がちょっとでも悪いとタイヤに擦ったり、不適切な場所にシューが当たったりしてしまうので、本当につらかった……
- リアキャリア(trolley rack)とブレーキが干渉することによる調整困難
- trolley rackの取り付けが良くなくて、ステーとブレーキが干渉している状態だった
- なんとかそのままブレーキの方の調整でいけないかと思ってがんばってたけど、結論としては無理だった
- どうやってもこすってる音を消せなかった
- 多分音が出て無くても片効きしたり変な状態になってたと思う
- というか、お店でリアキャリアをつけてもらったときにまさにそうなっていて、そのせいもあってホイールのリムが激しく削れてしまったという経緯がある。そういうことがあったので、お店も大して当てにならないと思ってそれならまだ自分でやった方が納得できる、という気持ちもあっていじりはじめたというところもある
- 結局リアキャリアの角度を雑にいじってギリギリ干渉しないようにした
- ものすごく後傾していて良くない……
- もしかしたらワイヤーを強めというか短めに張って、その分ブレーキシューのスペーサーの順番を入れ替えてリムとブレーキシューのクリアランスを広めに確保しやすくすると、ブレーキングしてない状態で開ききってもステーに衝突しないようには調整できたかも知れない。ただ、結局その状態を維持しないといけないということはメンテしづらい状態が続きそうなので、試してない
交換してみた感想
- Tern Link N8+Trolley Rackに起因する問題以外はそこそこスムーズに作業できた
- 勉強になった&自信がついた
- 屋外の作業はヘッドライト付けながらの作業だったので、日中だったらもっと早くできたとは思う
- これまでブレーキシューのメンテは正直全然してなかったけど、これからは空気入れるくらいの感覚でやっていく必要はありそう
- 走ってみた感じも良い感じ
- 良く転がる気がする(けどしばらく自転車に乗れてなかったので、確証バイアス感もある)
- 1万円のホイールに命を乗せてる状態なので緊張感はあるけど、まあ以前のリムが激しく削れたホイールよりはどう考えてもマシ
- ブレーキは明らかによく効くようになった
- 変速も前よりは良くなった気がする。まだ新しいスプロケットに合わせた調整はほぼしてないので、がんばったらもう少し良くなりそう
- 良く転がる気がする(けどしばらく自転車に乗れてなかったので、確証バイアス感もある)
- AliExpressを覚えたのも良かった
- 早速いくつか買い物したりしている
- 部品が多い自転車はメンテナンスが大変すぎる!クロスバイクが欲しくなってきた
今後やりたいこと
色々ある。
- リアキャリアの取り付け方の研究
- 世の中の情報を見ているともっと良い感じに取り付けている例があるので、再トライ予定
- Ternの超便利な自転車ラック【Trolley Rack】のご紹介 | ベストスポーツ 店舗スタッフブログ
- Tern Bicycles Japan Official Blog: Pickup Custom Bike:Link N8
- リアのボルトは上下の上側につけるのが正解っぽい。が、以前そうしていたらディレイラーと干渉してるっぽかった。のでおそらく、キャリアを前傾気味に付けることでディレイラーとのクリアランスを確保するのが正解(そして多分そうするとブレーキとのクリアランスも確保できそう)、のように上の情報からは見えている
- 世の中の情報を見ているともっと良い感じに取り付けている例があるので、再トライ予定
- 部品をバラしてリューターなどでさび取り
- 自転車の錆取りをして、チェーンを新品に交換した - 下林明正のブログでやったさび取りは改善した箇所もあるけどダメなままの箇所も多かったので
- 傷は我慢できるけど錆びがなぜか気になって仕方が無い
- 大体の部品は取り外せる気がしてきた(固着さえしていなければ)
- リューターは注文した
- ブレーキの取り替え
- 見た目が悪い、性能も悪い、ということで取り替え予定
- ブレーキ自体は注文済み
- これが早く届いていればブレーキシューは買わなくても済んだんだけど……
- バーセンターバーを取り付けてみたい
- これは中古で良さそう
- 前傾姿勢取りたい
- 他にはVROステムというのもあるみたいだけど、大仰な感じがするので先ずはバーセンターバーからかな
- 折りたたみと干渉しないかは気になるけど、調べてみた感じどうにかはなりそう
- リアリフレクターがボロボロなので交換したい
- これだ!というのが見つかってない
- フロントバッグやめてサドルバッグかなんかにしたい
- 工具類はやっぱ自転車に取り付けたいけど、フロントバッグの見た目が悪い・ハンドルが重くなった感じがしてあまり好きでないので、なんとかしたい