下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

世界のお金持ちが実践するお金の増やし方 を読んだ

投資系の本を以前読んだのは、4年ほど前のようだった。

shimobayashi.hatenablog.com

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法律関係などでチマチマとアップデートがある界隈っぽいので、数年に一度は軽く本は読んだ方が良いと思っている。

そういう気持ちでこの本を当時は選んだはずだけど、半年以上経ってから読み終わったので全く何を考えていたか思い出せない。 うっすらと、あんまり知識をアップデートするのに向いてそうな本が見つからなかったので、とりあえず適当にこの本を選んだような気がする。

そういうわけで割と最近思い出したように&惰性で読んだこの本だけど、内容としては長期投資と短期投資の両方をおすすめするような感じで、出典などはあまり示されていないこと(=著者自身の考え?)が多い印象だった。割とテクニカルな話題が占める割合が多く(指標の解説とか、チャートの読み方とか)、投資からは一歩引いた内容(人生論や英語を勉強しよう、みたいな)のも特に後半は多かった。

個人的に気になったのは主に以下の点。

自分の既知の知識をアップデートという意味では、正直あまり役に立たなかった!まあ、やっている投資が違うからこんなもんなのかも知れない。

自分がこれまで読んできた本(ポートフォリオ戦略の気絶投資)と比較すると結構手間がかかることをおすすめしている感じだったので、参考にはなったし考え方の幅が広がったような気はするけど、実際にやるかと言われるとまあいいかな……という感じだった。 軽く勉強している感じでは、リスクと時間をどれくらい許容するかによって取れる選択肢が変わってくる印象で、全く何もやらないよりは多少のリスクと時間を許容するくらいがコスパが良さそうに今は見えている、ので今のスタイルに落ち着いている。

この本を読んで自分が感じたことは、やはり自分はさほどお金のことが好きではないということで、あまりめんどくさいことはやりたくないなと改めて思ったことだった(まあ、こういう本を読んでるだけでも一般的には「やってる」という気もするけど……)。

個人的には、手間を掛ける投資は自分より1~2回り上のシニア層が取る選択肢の1つ、のように見えている。勤め先で偉くなるか、独立開業するか、本業そこそこに投資にシフトするか、諦めるか、みたいな。それは、時間を投資する先として本業の伸びしろが無くなってくるから、という理解。

お金が好きで時間を使う気がある人は読んでみても良いかも。

次はどんな本を読もうか悩み中。そもそも最近体調が悪くて読書に限らず活動に時間を割けてないので、そこから何とかしようという感じがする。