下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

キレる私をやめたい を斜め読みした

なぜか目の前にあったので1時間くらいで読んだ、みたいな感じ。

キレてしまう私をやめたいけどどうしたらいいのか分からない→ゲシュタルト療法の切り口で整理がついて寛解した→補足説明 みたいな感じの三部構成の内容だったかと思う。

自分自身はキレる私をやめたいとは特に思ってない、そもそもキレ癖は特にないと思っているけど、読んでいて著者自身が自己分析したキレるメカニズムみたいなところは背景的なところも含めて共感できるところがあったり(自己肯定感が低く、否定的な言動を受け止める余裕が無いので、否定的な言動のダメージを直接受けて、これまで自分の意見をまともに取り合ってもらえたことも無かったので建設的な反応(=怒る?)もできず、パニックもありダメージを受けている状況を誤魔化したりある種の整合性を与えるためにキレる、みたいな感じだったか?)、ゲシュタルト療法の考え方として「状況」と「心」に分けて後者に注目するというものがあるっぽい(らしい)というのも実務的な考え方だなと感じた。

とはいえ基本的には変わりたいと思っている人が変わるためのヒントを掴むための本という印象で、それ以上のことを期待すると多分期待外れにはなりそうな気はした。

なんかバズってる影響なのかKindle版は300円くらいに割引されてるようなので、興味があったらとりあえず買って読んでみても良いかも知れない。