下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

コーチングの基本 を読んだ

マンガでやさしくわかるコーチング を読んだ - 下林明正のブログの流れで読んだ。

コーアクティブ・コーチングのCTIと対比されるスクールにコーチ・エィというのがあるらしいので、次は気が向いたらそこの本を読んでみようかと思っている。

読んでみた印象としては、事前情報通りコーアクティブ・コーチングとは結構ノリが違った。

という風に、ビジネスでの活用が常に念頭に置かれていたように感じた。

Amazonの商品ページにこの本の内容がよくまとまっていた。

以下、この図に付け加えて個人的に留意しておきたい点をメモしておく。

コーチングとは何か

コーチの持つべき視点

コーチングの3原則

コーチング・プロセス

  • 我々を悩ます「目標」と「やりたいこと」 | Hello, Coaching!
    • 内発的動機に基づき、達成するために自ら動き続けることを可能にするのがWant toの目標なので、目標を設定するにはWant toの目標がいいと言われます。

  • 本気で思ってないなと思ったら、チャンクダウンを繰り返すことが非常に有効
  • 目標設定は大変
    • どれくらい目標設定に時間を費やし、どれくらい目標達成に時間を費やすのか、ジレンマがある
    • 正解は無いが、基本的には納得のできる目標設定に時間を費やしたほうがよい
  • 業績目標だけではコーチというよりは上司という感じになってしまうので、必ず成長目標も設定する
  • 他者の行動・変化・成長を目標にしない
    • クライアントの変化や成長にフォーカスが当たらなくなるため
  • クライアントの抱える課題の責任の所在が実際に誰にあるのかは重要ではない
    • その課題に自分自身が働きかけると決めたなら、自責の状態になることが重要

コーチングのスキルと実践例

以下個人的な感想

  • あらためてメモをまとめなおしてみると、あんまり電子版の目次の出来が良くないなと思った
    • 粒度が荒すぎて使いづらい
  • 冒頭でも触れた通りビジネスビジネスしたコーチングスクールの流派だったので、業務では使いやすそうな印象を受けた
  • 一方でこのコーチングが対象としているのは、いわば「燃え尽きつつある人」なのかなと思った(意欲が低い・知識が高い)
  • 過去にはそれなりに燃えていてそれに伴った知識もあるけど、状況の変化などでモチベーションが低下しているような状況を、リフレーミングと支援で再び火を付けるようなイメージ
  • それ故か「意欲も知識も低い」という場合にどうすれば良いのかはあまり見地を提供してくれなかった気がする
  • そういう場合に対しては、むしろ前回読んだマンガでやさしくわかるコーチング を読んだ - 下林明正のブログの方がハマりそうな印象だった。ので、そういう使い分けをしてみても良いのかも知れない
    • もちろんこの本でもWant toの目標を見つけましょうとか近しそうなことは言及しているものも、そこにそこまで軸足は無い感じがした