- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2012/04/19
- メディア: Video Game
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ファイアーエムブレムシリーズを遊んだことがないのに臨場感欲しさに難易度ハード&ハードコアモードを選択したので、クリアするのに苦労した。
高難易度モードを選択したせいか、弱いユニットを前線に出すとすぐに殺されてしまう。なので必然的に強いユニットが前線に出ることになるのだけど、結果として弱いユニットは弱いままという状態に陥っていた。 その様子を見て「ああ、これは現実の仕事と同じだ…」と思ってしまったので、それ以降全てが社会の縮図にしか見えなくなった。
ダブルシステムはメンター制度だと思って強いユニットに弱いユニットをくっつけて育成を試みたものも、強いユニットだけで敵を倒してしまったりするので弱いユニットは攻撃機会が少ない上に、後半になるとそもそも攻撃が通らないことがままあるという状態になってしまいメンター制度としては全く機能していなかった。
軍団内での結婚も「これは社内結婚だ」とか思いながら眺めていたけど、メンター制度のせいで強いユニットと弱いユニットが結婚してしまい後半になると育成も諦め戦場にも出さないようになったので、寿退社みたいな感じになっていた。
最初の方は全ユニットまんべんなく育ててあげないと後で詰んだりするんだろうなあと思いながら渋々育てていたのだけど、後半になるにつれてどうやら一点突破型の育成の方が良さそうだということが見えてきて、ちょっと裏切られたような気持ちにもなった。
そもそも、結構な頻度で適正レベルの味方ユニットが増えていくものだから、余計に弱いユニットを育てる意味が無いのだ…これを僕の中では中途採用社員と呼んでいた。
一応シミュレーションゲームなのに戦略ではなく個の性能に強く依存して戦局が決定されるのはいかがなものか、と思った。
ゲームバランス的にはかなり不思議な感じで、こりゃ勝てないわとちょっとその辺でレベル上げをすると簡単に勝てるようになっていた。 認識としてはそんなに強くなっていないのに実際にはかなり強くなっていて、殺し合いとは紙一重なのだなあなどと勝手に納得していた。
人間関係にも力が入っていて、とにかくテキストが膨大。 そういうのが好きな人は何周も遊べるんだろうなあという感じだった。
シナリオ的には、ブレイブリーデフォルトをクリアした後にこのゲームを遊んだので正直既視感のある内容だった。 まあ、色々と便利だからね、ああいう設定は。
とまあそんなわけで、またもや生活が崩れかけるくらいにはやり込んで遊んでいた。 なんとか日曜の内に終わらせられたので、しばらくは健やかなな生活に戻れるはず…だと思っている。DLCにまでさすがに手を出す気にはなれないのも幸いだ。