- チームのことを考えるとき、自分は事あるごとに「コンフォートゾーンへ行こうとしてないか?」ということが頭をよぎる
- コンフォートゾーンというと、諸説あるけどなんかこういうやつ(自分がどこでコンフォートゾーンの概念を仕入れたのか思い出せない)
開発チームにありがちなバッドパターンは、
— 広木 大地/ エンジニアリング組織論への招待 (@hiroki_daichi) September 23, 2018
1、マネージャーが不安ゾーンでメンバーがコンフォートゾーンの「過保護アニキ」パターン
2、マネージャーがコンフォートでメンバーが不安ゾーンな「マウンティングボス」パターン
3、マネージャーが不安でメンバーが無関心な「離職サイクル」パターン pic.twitter.com/7Eo0g18BLu
- コンフォートゾーンというと、諸説あるけどなんかこういうやつ(自分がどこでコンフォートゾーンの概念を仕入れたのか思い出せない)
- 人間の意志は弱いので、自分も含めてほとんどはマトリックスのネオみたいに赤いピルを選べる人間ではないと思っていて、一度コンフォートゾーンに囚われるとそこから抜け出せないという強迫観念がある
- 結果として、マッチョにやるべきことを淡々とやって不安ゾーン側からラーニングゾーンにアプローチしよう、みたいなことを自分は考えがち
- でも、それはそれで画一的にそのようなアプローチを取るべきなのかというと、経験的にそうでもないなと思った。そもそも、現実のチームは四象限でパキッと割れるものではないので、グラデーションの中でもがきながらラーニングゾーンにたどり着くものなのだと思い始めた
- そう考えるとやはり、SL理論的なアプローチをここでも取る方がしっくりくる気がする。ここでは個人のレディネスじゃなくて、チームのレディネスに合わせて取るべきアプローチが変わってきますよね、という話(と書くとすごく当たり前の話だが……)
- とすると「コンフォートゾーンを避けよう」と思うと自分は極端に不安ゾーン側へ行きがちなので、「今オレたちはラーニングゾーンにいるのか?」と思うようにするのが良い気がしてきた。別にコンフォートゾーンを避けることが目的ではなくて、ラーニングゾーンに行きたいわけなので、ラーニングゾーンにいると思えるならそれで良いのではないか
- もしコンフォートゾーンにスタックしてしまったら、「コンフォートゾーンに留まっているオレたちがつらい」というふうにリフレーミングできれば、コンフォートゾーンから脱することもできそうな気がしてきた。できるのかはやったことが無いので良く分からないが……それくらいは人間の意志を信じないとにっちもさっちも行かない気がしてきた