読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

男性漂流 を読んだ

30歳を手前に将来に関心があって、以前見つけたこの本を読んだ。 目次からして結婚、育児、介護、老化、仕事って感じでかなり厳しい。 そもそもはこの手の情報を入手するパスが無いのが問題で、地域のつながりは当然無いし、職場はウェッブ系なのでみんな若いし、家族とも会話しないので本を読むしか無い。

内容としてはかなり良くて、10〜30年先が見えて助かった。 別に問題は何も解決してないんだけど、意識していなければ突然やってくる大きな苦痛に対して長い準備期間を得ることができた。

ページ数が少なくてすぐに読める。最近の本なので情報としても新しい。様々な男性を長期的に追っていることもあってか内容が生々しい。 ただ、そこからの掘り下げは浅い気がする。人間色々やってみるのがいい、みたいな雑な印象。 自分は恥ずかしながら介護保険のこと知らなかったりとか、そういった学びもあった。

全体を通して結婚が重要という雰囲気がある。結婚のスピーチみたいなので喜びは2倍、苦しみは半分とか言うけど、ほんとそれって感じ。そもそも人生の苦しみは半分にならないと大体の人間は耐えられないのだと再認識させられた。 とはいえ、結婚しないとダメだとか思っていてもうまくいかないということも分かる。恋愛至上主義というわけではないけど、そういったきらいがあったほうが今の時代にはマッチしているということが伝わってくる。 最悪結婚できなくてもいいんだけど、とにかく人とのつながり・助け合いが大事、マジ感謝という世界観。

とはいえじゃあこの本を読んだ上で自分はどうすればいいのかと言われると、特にアイディアはない。そんな簡単に答えの出る問題であればこんなに一般的な問題として認知されていないと思う。 誰でもそうだと思うけど本には載っていないような特殊な事情がいくつかあってそれらが更に見通しを悪くしている。とりあえず金はワイルドカードという状況。 そんなわけで、先ずは両親がまさに介護をする側の世代なのでよく観察しながら次の一手を考えたい。