10代のころに遊んでいたワンダースワンを回収して、最初は電源が付かなかったけど電池の端子周りを拭いてたら電源が付くようになった。
しかしどうやら液晶ディスプレイの様子がおかしい。
めっちゃ見づらい。
調べてみると、どうやらビネガーシンドロームという有名な症状のようだった。 有名な症状なだけあって修理情報も色々出てきたので、以下の情報を参考に修理してみた。
これらの情報にあえて自分なりの情報を付け加えるとするなら、
- 修理グッズ
- ドライバー: 精密ドライバー(30本セット) | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア
- 精度は悪い感じがするけど問題無く使えた。トルクスドライバーはリールのメンテナンスにも使えるようだしありがたい
- 剥がした偏光板の糊除去: 無水エタノール
- 家にあったので。昔同僚に「一家に一つ」と言われて訝しみながら買ったけど、確かにあると便利
- 他にも接点の掃除などにも使った
- 偏光板は加工に失敗する可能性も考慮して一応10枚入りのやつを買った
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- 修理する際の注意点
- フラットケーブルを抜くためのピンは結構ガッツリ引かないと抜けないので注意。そして十分に引くと勝手にフラットケーブルは浮いた
- スピーカーはサビ?汚れ?が浮いてたのできれいにしようとしたら、周囲のスポンジが劣化してて割ってしまったので接着剤で付け直した。大してきれいにならなかったし、掃除するときは注意
- 偏光板とは別のフィルム?が付いてるとか付いてないという情報があるけど、自分の場合は剥がしたら偏光板と一緒に剥がれた
- 新しい偏光板は自分は本体に残った糊も使いつつ、ギリギリのサイズに切ってはめ込むことにした
- ビネガーシンドロームは糊が劣化して発生してる?ので、これなら再発しないかなと思い
- しかしよく見ると偏光板が歪んでる気もするので、クオリティを気にするならこの方法はやめた方が良いかも知れない
- まあそもそも、クオリティを気にするならIPS液晶化したほうが良さそうだけど……
そうこうして直ったワンダースワンの勇姿はこちら。
まともに視認できるようになりました。 ついでにプラスチックパーツは全部水洗いしたので、多少はきれいになりました。
そして実際に遊んでみて思い出したんですが、まともになってもぶっちゃけ液晶はかなり見づらいですね。そういえば昔のゲーム機ってこんな感じだった。そういうところも含めての修理体験ですね。
ところでワンダースワン版ウィザードリィなんですが、通信でゲットできる追加コンテンツがあるみたいなんですよね。誰か通信ケーブルとセットで持ってたら僕にも分けてください。