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コミュニケーションをデザインするための本 を読んだ

コミュニケーションをデザインするための本

コミュニケーションをデザインするための本

ウェブサービスの企画について参考になる本ということで紹介してもらった。 僕はスキルを横方向に広げようと思っていて、ソフトウェア開発やマネージメント方面あたりは座学と実践をそれなりにやったつもりになっているので、次はスキルセット的にも興味としても企画かなーと考えている。

読んでみるとこの本は電通マンの事例集といた感じで、良くも悪くも著者のカラーが前面に出ていた。 なので、人によってどう学べるのか分かれる本だと思う。

僕としては、企画者はこういうふうに企画を考えるのかと勉強になった。 当たり前だけど理屈ありきで考えようとしていて誠意を感じる。 中途半端なターゲッティングはしないというのも実際にやろうと思うと難しいことだけど、ここまで一貫しているとやればできるのだと勇気づけられる。 AISASの法則というものが紹介されているが、これ自体が良い悪いというよりはきちんとモデル化することで自分の中に軸を持って考えることに価値があるのだと思う。愚直にこの法則にすがるのではなく、自分がやろうとしていることを適切にモデル化して整理して考えるのが良いはず。 出した後に様子を見てチューニングしていくというのは、ちょっとウェブサービスっぽいところもあるなと思った。

ただ、2008年の本ということもあって内容が今となっては古臭く感じる。 掲載されているウェブ周りの数値のスケール感は今となっては小さすぎて使いものにならないと思う。 セカンドライフという文字列も久しぶりに見て当時ですら広告代理店の人たちだけが喜んでるようなイメージを持っていたけど、実際にこういう人がこういう考えで使っていたのだなと納得した。 それに限らず、非常にうっとうしいウェブ広告だとか個人的にはあまり品が無いと思うようなことを色々やっている。

漢検DSの章なんかは特にそうだったけど、危機感を煽ってモノを買わせるみたいなのが僕はあまり好きではない。

広告は私たちに微笑みかける死体

広告は私たちに微笑みかける死体

10年くらい前に読んだこの本のことを思い出した。 結果第一なのは分かるし正しいが、それはそうとして自分はどう生きるのか、と考えさせられる。

というわけで、良くも悪くも企画について学んだ、という感じだった。