先日東京に遊びに行った時になぜか靴祭りみたいなのに行って、そのとき革が1000円で沢山売ってたのでうっかり1枚買ってきていた。
結構大きいので適当に切り出して、iPadケースらしきものをつくってみた。
すでに縫い糸がところどころ切れてたりして人間味がヤバい。イメージ的には右側にあるiPodケースみたいな感じだったけど、きちんと縫うのがめんどくさくて簡単にしか縫ってないので、かなりみすぼらしい感じになってる。
良かった点。1000円で既に結構楽しめた。なんだかんだでケースとして使えなくもないし既製品を買うと無意味に高いので若干のお得感はある。Apple製品という人間味が極力排除されたプロダクトのケースとして、人間味しかないこのお手製ケースを採用するというのは組み合わせとしておもしろい気がする。
悪かった点。ダサい。簡単に壊れそう。縫いの間隔が大きすぎるのでクッション性は殆ど期待できなさそう。疲れた。
革をそれらしい形にハサミで切るのも大変だったし、裁縫針を通すのも大変だった。ちゃんとしたものをつくりたいのならそれなりの道具を揃えないと厳しそうだ。もしくは、構造を工夫してある程度は対処できるかも知れない(縫い目が内側にくるようにして、接着剤で済ませてしまうとか)。
きっと数百年前はこういういい加減な道具であふれていたのだろう。 工業技術の進歩に感謝する毎日です。