下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

話題のenchantMOONを触ってきました

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特に操作感について僕から言うことはありません。噂通りの内容でした。 何か表現したい世界観がありそうな体でしたが、表現力が追いついていません。

これらのコンテンツをご覧ください。


Brave New World, enchantMOON Vol.1 - YouTube


Brave New World, enchantMOON Vol.2 - YouTube


Brave New World, enchantMOON Vol.3 - YouTube


Brave New World, enchantMOON Vol.4 - YouTube

なぜすばらしい新世界を引用しているのでしょうか。

すばらしい新世界 (講談社文庫 は 20-1)

すばらしい新世界 (講談社文庫 は 20-1)

すばらしい新世界はいわゆるディストピアモノです。そして動画はりんごをかじって捨てるシーンから始まります。名前を言ってはいけないあの人はAppleの熱心なファンであることは周知の事実ですから、不自由なiPadなど捨てて俺達の側に来い、というメッセージなのでしょうか? ちなみにすばらしい新世界は面白いので読んだほうが良いです。

しかし肝心のブツは噂通りの内容であって、太った豚よりは飢えたソクラテス云々ということなのでしょうか。

そして何故、動画の投稿名義が個人名義なのでしょうか。

ほめるべき部分は2点だけあって、それは筐体に取り付けられたレバーと革製のバンドです。これは本当にカッコいい。中二心を刺激されます。スチームパンクファッションの人が持っていても違和感がありません。

10年以上続く歴史のあるスレッドの様子です。

【復活】shi3zスレ【元祖】

ところで動画ですが、ひたすらカッコいい空気が流れているだけで内実が全く分かりません。 英語のクレジットだけみると映画の予告編のようです。 しかしながらこのような条件反射教育をもってしてもこのデバイスが鍋敷き扱いを免れることはあり得ない。

これらのことから僕は、これはデジタルデバイスなのではなく、名前を言ってはいけないあの人のファッションの発露、つまり現代アートなのだと受け止めました。 それなら全て説明がつく。

DEATH WING

DEATH WING

ボロを着てても心は錦。 中小企業がこのようなチャレンジをするという心意気は素晴らしいものだと思いますし、逆にこれくらいのことができてしまう程度の確かな技術力があるのだと伝わってきます。通常の中小企業でしたら失敗すらできません。

無難なモノばかりが氾濫しチャレンジする気概が削がれる中、こわがらなくてもいいんだよ、そういったメッセージ性すら感じます。

僕も口先ばかりで何もできずに生きる毎日ですが、かっこ悪くてもいい、何かを始めるところから初めよう、そのような気持ちになりました。雪解け後の清らかな河川のような、そんな清々しい心持ちです。