せっかくの3連休だけども全く予定がないということで、1日くらいミスってもなんとかなるだろうということでとあるオープン例会に遊びに行ってみた。
- 作者: 藤浪智之
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2011/07/21
- メディア: 大型本
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最初は駅前魔法学園をやるかという感じになっていたけど途中で遅刻した人が来て、トランプのスートを利用するルール上プレイ人数が多すぎるとスートの取り合いになるのではないか、ということになって取りやめになった。
駅前魔法学園の名前自体はTwitterでちらほらみかけていたのでちょっと興味はあったのだけど、まあ又の機会に。
エンドブレイカー! 公式ルールブック (TOMMY WALKER TRPG)
- 作者: 江川晃,上村大,グループSNE
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 新書
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そんなわけで今日はこっちを遊んだ。GM1人に対してプレイヤー6人ということでかなり無茶な感じだった。
基本ルールに限って言えばワンコインで購入できて素晴らしい。装丁もざっと見SW2より高級そうに見えた。 ルール自体も割りとざっくりしていて、未経験者にはとっつきやすいのかなと思った。 キャラクター作成などに関してもウェブ上で行うことができたりして、今時は大体みんなスマートフォンを持っているのでやりやすい。
その一方でいくつか気になる点もあった。
- フィーリングでキャラクターをつくって下さい、としている割にはアビリティーの効果が能力値と直接的に連動しているので、いやそりゃ考えてつくりたくなるだろ、という感じだった
- 世界観的に建築技術が異常発達しているということになっているのだけど、特にその世界観がルールに反映されている気がしなかった。シナリオ的にも今回遊んだものはあまり関係がなかった。したがって、フツーのライトファンタジーTRPGと特に差別化できていないように感じた
- キャラクターシートの完成度がいまいちで、どこに何を書けば良いのかよく分からなかった
- 敵側もオープンダイスを振るシステムなのだけど、簡単にクリティカルする上に青天井なシステムなのでGMがバランス調整することが非常に困難な様子だった
- 一般的にボスキャラに盗賊タイプを据えるのはやめろ(クリティカルする可能性が高く内容の制御が困難なためセッションが事故る可能性が比較的高い)と言われていると思っているので、ちょっと不思議な感じだった
- 結果として今回遊んだセッションではGMが配慮した結果これじゃプレイヤーは死なんだろというバランスになっていて、戦闘に駆け引きが無かった。かといって大人数だったからロールプレイするのも辛いし、難しい
- アビリティーをキャラクターシートに書き写すのがだるい。SW1のレーティング表より辛い
最近の初心者を意識したルールは大体シナリオの流れからしてシステマチックに決定されているものが増えてきているという印象だったのだけど、エンドブレイカーに関してはそうなっていなかった。それはそれで良いのだけど、これならSW2でいいじゃんって話にならないか?という感じだった。そもそもはプレイバイメールゲームっぽいので、なんかそのへんの流れを知っていると違う意見になるのかも知れない。
なんにせよ、久しぶりにTRPGを遊ぶことができて楽しかったです。
ちなみに、エンドブレイカーではスカイランナーというジョブのキャラクターをつくって遊んだ。数少ない、建築技術設定を活かしたジョブだと思ったからだ。周りの人はエア・ギアだと言っていてなるほどと思う一方で、どちらかと言うと僕自身はスノウ・クラッシュのことを何となく連想していて、それにちなんだ名前と外見とキャラ設定で遊んでいた。