タックルベリーで買ってきたフックなしのジグに、トレブルフックをつけたあとにフロントフックをつけていたら手を滑らしてトレブルフックが指にがっつり刺さってしまった。 刺さった角度が浅かったら貫通させてバーブを潰して抜こうと思ったんだけど、角度的にそういう感じでもない。引っ張ってもやはりバーブがあるので抜けず、無理にやるのも怖いので病院に行くことにした。ここまでの判断は2分くらいだったと思う。
その後が結構大変で、
に電話→よくよく話すと今の居住地は対象外→案内された別の番号へかける→病院を紹介されたのでそちらにかける→しばらく待った後「うちではその処置をする施設が無いので大きめの病院に行って欲しい」→結局普段通っている病院に電話して処置をしてもらえることになった。多分この間に30分はかかってたと思う。 まあ今回は痛いだけで緊急性は低かったのでこれで大体良かったとは思うんだけど、緊急のときは迷わず119すべきだなと改めて思った(119もしたことある経験としては、それはそれで待たされるのだが……)。
途中でルアーからフックを外せないかとやってみたけど、ちょっと自分ではできる気がしなかったのでやめておいた。ペンチで切ることも考えたけど、マルトのトレブルフック#6はペンチだと少し傷が入るくらいで全然切れる気配がなかったのでこれも諦めた。
その後タクシーで病院に行ったあとはまあまあスムーズで、見てもらって局所麻酔をしてもらって針を抜いてもらって終わった。これまでずっと40gのルアーを持ちっぱなしにしなきゃいけなかったのでちょっと大変だった。
処置を目視してなかったので憶測だけど、針に糸を巻いて抜いていたようだったのでおそらくこれをやっていたんじゃないかと思う。
ペンチで変なところで切っていたらできなかった気もするので、切れなくてよかったのかも知れない。 局所麻酔をしてもらっていたおかげか抜くときの痛みはほとんどなくて、むしろ局所麻酔をするときの注射が少し痛かった。 消毒とかもちゃんとしてもらえたし、病院に行く判断自体も間違っていなかったと思う。
その後の経過は今の所順調で、極々軽い痛みがあるだけで普段どおりに過ごせている。
再発防止策
大きい・平打でないスプリットリングを使う
直接的には、小型のプラグに使うような小さくて平打のスプリットリングしか手元になかったので、それで若干無理やりフロントフックを装着しようとしていて、うまくアイに装着できずにその勢いで手が滑ってしまったのが原因だった。
ので、素直に大きいスプリットリングを買ったほうが良さそう。強度的にも多分そうしたほうがいい。
あとは、平打のスプリットリングはおそらく強度が出るんだけどプライヤーで作業しづらいので、個人的には今後はなにか理由が無ければ避けようと思っている。
スプリットリングなんてさほど高いものでもないので、今回のようにそれが原因で怪我がしたらそっちのほうがもったいないし、投機的に複数サイズ買っておこうと思う。
ちなみにプライヤーはスミスの定番のやつを使ってるので、こっちは問題ないはず。
手が滑っても問題ないように作業する
具体的には、奥へ向かって押し付けるように作業をする。 そうすれば手が滑っても空を切るだけで済む。
今回はよく覚えてないけど最悪の形で作業をしていてぶっ刺さってしまった。
机をきれいにして広く使う
いろんなルアーを出していじってたのでへんな形で作業をしていたような気もする。ので、まあ当たり前だけど机をきれいにして広く使おうと思った。