その後、CARAT-RUBYを基盤むき出しにしたりしてみたが熱暴走は回避できなかった。もうやるならファンで空冷するしかなさそうだけど、絶対うるさいし邪魔くさいのでやりたくない。
というわけで色々調べていると、手持ちのProdigy Cubeはオペアンプ交換が簡単にできるらしいということを知った。 オペアンプを交換すると音質が変わると一般的にはされていて、お金もそんなにかからないので試してみることにした。
などを参考に、結局僕もデフォルトのOPA2134PAからMUSES8820Dに交換してみた。
他にも色々と試そうかと思ったけど、1回路オペアンプを使おうと思うと自分で基盤への実装が必要そうなのでめんどくさそうなのと、2回路オペアンプの中でチマチマ細かい違いを検証するのも大変そうだったのでOPA2134PAとは全然性質が違ってそこそこ評判が良さそうで入手性も良さそうなやつを素直に選んだという感じ。
オーディオに対してそんなに深い知見とか無いので適当な感想を書くと、交換前後を比較して以下のような「気がした」。
- 結論から言うとCARAT-RUBYの方が僕は好みです
- 良くも悪くもききやすい音になった。以前は高音がキンキンして頭痛を誘発していたような印象だったけど、丸くなった感じ
- 高音の伸びは悪くなった。低音も意外とそんなに迫力は増していない、むしろ音の分離?が悪くなった分迫力も無くなったかも。ただ、管楽器系とか弦楽器系のような伸びのあるような中音域?に関してはなめらかになってきいていて気持ちよさがかなり増した
- 結果として?なんか近代的な?マスタリングが施されている音楽はいい感じになった気がする。逆にそうでない音楽は残念な感じになった。いや、マスタリングが何をやってるのかよく知らないけど、とにかくそんな印象
あくまで「気がした」です。 まあ自分はどちらかというとMUSES8820Dの方が好みなのでこのままでしばらくやってみようかなという感じ。 我慢できなくなったら不毛なのでCARAT-RUBYの空冷を本気で考えようかな……。