下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

TernのTrolley Rackに組み込まれている輪行袋の破れを縫い物でごまかした

TernのLink N8に乗ってるんだけど、輪行袋の破れが美観を著しく損ねていたのでなんとかできないか考えてみた。

一番間違いないのは輪行袋自体を買い換えることだけど、検索しても輪行袋単体で売ってるのかすら分からない。 そして、また破れるたびに買い換えるのも嫌だな……と思って、とりあえず自分で補修できないかやってみることにした。

ナットを取り外すのにちょっと苦労したけど、なんとかなった。

破れている様子。白いベトベトしたのは雑にダクトテープでごまかしていたときの名残。中性洗剤で手洗いしてみたけど取れなかった。

そしてよく見ると全体的に生地が薄くなってきているようで、ところどころ破れかけている。 これはもうアップリケとかそういうレベルじゃないなと判断。

とりあえず100均ショップをうろついていると、ちょうど良い切れ端は無かったけど解体しやすそうなナップサックを発見。 ものは試しということでナップサックを解体してそいつを縫い付けてみた。

howto-life.net

こういうサイトを参考にしてたけど、なぜか縫い方はまつり縫いでやってしまった。目立たなさそうだし良さそう、と思ったんだっけ、忘れた。

両面テープとかでなんとかする手もあるだろうけど、強度的に不安なのと失敗したらその時点で終了なので、縫う方向で行くことにした。

信じられないほど時間がかかった。やり方を確立するまでが大変だった。

  • マジックテープ側は裏面の布まで縫い付けてしまうと使えなくなるので、カッティングマットを内側に入れて針が貫通しないようにして縫うことにした。こうするまでにかなり時間を無駄にした
  • 多分慣れてると一気に4辺を縫えるんだろうけど、全くできる気がしなかったので適当な長さごとに縫っていった。どうせ裏は見えないのでよく分からない
    • 先に仮縫いくらいしても良かったかも
  • 玉結びがうまくできない、できても力がかかると生地が弱いせいかすっぽ抜けそうだったので縫い糸同士を適当に固結びして止めた。なんかもっと良いやり方があるだろうけど、何も知らない

苦労した甲斐あって、見た目は個人的には問題無いレベルになった。 大きな力がかかると縫い糸がはじけ飛びそうだけど、多分破れかけてた元の生地がつっぱってある程度はガードしてくれるんじゃないか、知らんけど。

あと、100均でついでに買った糸通しの要らない針が便利だった。

こういうやつ。ただし、縫い糸は傷つくのでその辺は注意。傷ついたところは切って捨てれば特に問題は無い。

しかし大変すぎたので、次またやるか?と言われるとかなり怪しい。 まあ一方で、いい大人なんだからちょっとした針仕事くらいできるようになっとけよ、という意識もある。難しい。

そもそも生地が破れてしまったのは自分が生地に負担がかかる収納をしていたからだとも思うので、なるべくゆとりがある感じに収納しておけば今後は大丈夫なんじゃないか、という期待もある。