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高専はすごいかも知れないが行くのは止めておいたほうがいい

日記

高専ってすごい! 情報工学を体系的に学ぶために高専でやってきたことをまとめる。 - nigoblog

僕は高専卒だ。といっても、1回留年して、1回休学した。つまり、落ちこぼれだ。それでもウェブエンジニアとして一応働いている。

そして、僕は高専には行くべきではないと思っているというのが本音だ。 上記のようなエントリーをみて技術に情熱を燃やす中学生が高専を受験しようと思ってしまうと心が痛むので、行くべきではないと考える理由を書いてみようと思う。

先ず一つ目、クラスが5年間固定であること。

これがどういうことかと言うと、固定化された小さなコミュニティの中で多感な時期を過ごすということだ。 高専生は卒業までに1クラス40人の中にしか属すことがない。 一方、高校生なら毎年クラス替えをするわけだし、大学生のことはよく知らないがまたそこで新しい仲間を見つけるのだろう。 部活やバイトがあると思うかもしれないが、それは他も同じ事だし、本筋はやはり学業だろう。 ムラで5年間過ごすのだ。固定化されたスクールカーストも揺るぎない。

結果として、非高専生が多くの人間と接する一方で高専生は固定化された人間と接するばかりで、コミュニケーション能力に絶望的な開きが生まれやすい。

次に二つ目、技術を馬鹿にする風潮が蔓延していること。

これはもしかしたら僕の母校だけの問題かも知れないが、とはいえどこもそんなものだと聞いたような覚えがある。偏差値の低い高専だからそうなのだと思われるかも知れないが、僕の通っていた高専はそこまで低いわけではない。 学生には、技術に対して真面目な態度でいると「マニい」とか訳の分からんことを言って馬鹿にする文化が継承されている。考えてみればただの高校生っぽい連中に、技術技術と詰め込もうとすれば、そりゃ反発も起きる。仮にいくら偏差値の高い人間を集めた所で、やる気が偏差値に現れてるわけではない。大部分の人間は技術なんかに興味はない。就職が楽そうだからとか、そんな理由のヤツらが多い。

そうした環境に5年間も身を起き続けたら、次第に技術に対する情熱を失っていくか、ちょっとおかしくなってしまう。

まとめると、その時点での技術力はあるかも知れないがコミュニケーション能力のない無気力な人間だとか、そういうろくでもない人格が形成されてしまうリスクが高いということだ。

結局のところ自分語りのようになってしまい申し訳ないけど、少なくとも僕はそういう感じだった。それに嫌気が差して、無気力のあまり留年したり、居るだけでイラつくから出て行こうと休学して就職したこともあった。まあ、単純に頭が悪かったというのもあるけど。それも結局うまく行かなくて、腹を痛めながら卒業することにした。

そういうわけで、僕は高専をおすすめしない。 仮に講義の内容は良くても、人格形成に悪い影響が強すぎる。 君が中学生なら悪いことは言わない。普通に進学して、技術は独学で学びなさい。その情熱を大切にして欲しい。良い大学に行って、その時更に深めればいい。

とはいえ、高専に行こうなんて考えてるヤツらはどうやら全員視野狭窄に陥っているヤツらばかりのようで、今まで説得に成功したことがない。