下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

Kaigi on Rails 2025に参加した

Ruby on Railsに触れる機会が以前よりも増えてきたこともあり、参加させていただきました。

kaigionrails.org

聴講したセッション

Rails初心者なので、ソフトウェア設計に関するセッションを主に聴講させていただきました。 それぞれのセッションの発表資料と、自分のメモや感想をまとめておきます。

Day 1

speakerdeck.com

  • アジャイルを感じながら聴講していたら、最後の方にアジャイルソフトウェア開発宣言が登場して笑顔に

speakerdeck.com

  • 聴講者が多く自分は立ち見席へ
  • タイトル通りの内容で、主にReactとHotwireを比較したお話

speakerdeck.com

speakerdeck.com

speakerdeck.com

  • アクセシビリティの高いウェブサイトは生成AIフレンドリーでもある
    • たしかに言われてみればそうだけど、意識的になれてなかった

kaigionrails.org

TODO: 発表資料を発見したら置き換える

  • 釣りが趣味とのことでシンパシー(自分は夜釣り派だけど)
  • やや特殊な構成のRailsアプリをKamalでデプロイした際に工夫された点を色々と紹介されていたと思う

speakerdeck.com

  • 設計の仕方を知らない初学者に設計の仕方を伝える方法論
  • 教える側と教わる側のギャップに着目
  • 他のセッションを内容とリンクさせながら広く紹介されていて良かった
    • 各セッションを独立した知識として吸収するだけでなく、セッション同士のつながりについても注意して吸収することで、より体系的な知識に昇華できる期待を持てた

speakerdeck.com

  • Fat Model問題への現実的折衷案について、螺旋階段的にServiceクラスに近づいたり離れたり
  • コンテキストマップをつくるのが大事
    • そういえば自分はDDDについて特に学んでないことを思い出したので、勉強しても良いのかも

Day 2

kaigionrails.org

TODO: 発表資料を発見したら置き換える

  • 例外業務は設定に切り出しましょう、設定のパターンと選び方を紹介、という内容だったと思う

kaigionrails.org

TODO: 発表資料を発見したら置き換える

  • 第一話試し読みにフォーカスして選定したアーキテクチャとコンテンツ保護の仕組みについて話されていたと思う

speakerdeck.com

  • 英語のセッションは自分には理解が難しかった……
    • 翻訳スクリーンを見てたらどうにかなるかなと思ってたけど、そんなことはなかった
    • 同時通訳レシーバーを借りたほうが良かった
  • SQLiteを中心とした技術スタック独自の問題について色々とお話されていたと思うが、自信なし

speakerdeck.com

kaigionrails.org

TODO: 発表資料を発見したら置き換える

  • Shopifyで実績のあるFalcon, Async::Jobのご紹介
    • スループットが高い
  • コマンド一発で生成AI向けのMarkdownがリポジトリに配置されていたようで、現代っぽいなと思った
  • 最後はClaude Codeによるライブコーディング
    • スネークゲーム的なインタラクティブ性の高いアプリケーションが出力されていた

感想

自分は今年が初参加だったのだけど、

kaigionrails.org

のスライドが色んなセッションで紹介されていたのが印象的だった。ので、動画を再生しながらこの記事を書いている。

この規模のオフラインカンファレンスに参加したのも久しぶりだったけど、

prairie.cards

を利用されている方をちらほらと見かけて、良さそうだった。

基本的には会場のネットワークを使わせていただいていたけど人が多くなるとさすがに疎通が取れなくなることもあり、そうなるとesaのエディタに入力していたメモが巻き戻ってしまったこともあったので、次は素直にローカルのテキストファイルにメモを取ってみようかと思った。

色んな人と交流ができたのも良かった。三浦半島.rbの方々、現職・前職の同僚、現職のOB/OG、純粋に初見の方、などなど……。 三浦半島.rbでは地域性を軸に色んな方々と交流できる点に良さを感じていたけど、今回は「過去と未来」という感じで、同窓会的な交流もありつつ、新しい出会いもあり、ああこれがコミュニティってやつなんだな、という感じがあった。

やや遠方からの参加だったりもともと体調が微妙だったこともあって体力的にはハードな面もあったけど、参加できて良かったです。 ありがとうございました。

125ccバイク(JC92 グロム)で下道を700kmほど走ってきた

原チャリ初心者が書いています。そのつもりで読んでください。

モチベーション

長期休暇にやりたいことを考えていたら10年前(!)にやった 京都から浜松まで自転車で走った - 下林明正のブログ のことを思い出して、今回は三浦半島から岡崎まで浜松を経由してバイクで走ってみることにした。

知ってる道と知らない道がつながる感じが好きなので、浜松を中心に東西で脳内の道がつながると良いなあと思ったのと、シンプルに125ccで自分がどれくらい走れるのかを知りたかったというのが大きかった。

走行結果

4泊5日で往復してきた。

(ABSランプが点灯しているのは、トリップメーターの写真を撮り忘れてることに駐車後気づいて撮影したからです。)

だいたい

  • 三浦半島・浜松間: 220~260km
    • 行きは箱根越え、帰りは御殿場経由
  • 浜松・岡崎間: 120km
  • あとは合間合間にこまごまとした場所への移動

という感じだったと思う。

事前準備や装備

以前から以下のサイトをNotebookLMに突っ込んで質問しているけど結構便利だと思う。

バイク用品を色々と買い足した - 下林明正のブログも今回のツーリングの準備だった。

デイトナのインナーパンツはかなり良かった。コンビニの車止めなんかも座りやすくなるのも便利だった。

パワーエイジのニープロテクターは悪くはないけど、思ったよりも蒸れる感じがするのが気になった。今時期はまだ暑かったので、半パンとタイツと組み合わせて使っていた。

RIDEZのライディングシューズは基本的には満足してるけど、ある程度歩くならやはりクッション性の高い靴下の方が良い。あと、おそらく長ズボンをハイカット部分に巻き込んで使うことを想定されているのだと思うけど自分はそうしていなかったせいか、ジップアップのあたりが靴下と結構こすれて靴下にダメージが入りがちだった。途中で100均で両面テープ付きの合皮を買ってこすれてるところに切り貼りしたら多少は改善したけど、根本解決には至らなかった。

グローブは帰りにメッシュグローブを買って替えてみたけど、かなり快適になった。涼しさに加えて、行きで使っていたグローブは若干大きめだったところにインナーグローブをつかって調整していたけど、長時間使っているとたわんでいる部分が思ったよりも疲れや痛みにつながっていたことが分かった。 バイクのグローブのサイズはかなりタイトに選ばなければならない、ということが分かった。

バイクで水に浸かりに行く装備 - 下林明正のブログのときのおたふく高級版インナー上下も着てたけど、やはりこれも具合が良かった。ノーマルよりコンプレッションが弱くて透けやすいけど、個人的にはこっちのほうが使用感はかなり好き。走ってれば汗も乾くしまあ良いかと思って着なかったタイミングもあったけど、割とすぐにやっぱ着てないと汗が乾いたあとの感じが気持ち悪いな……となった。多少の肌寒さにも抵抗があったと思う。

タイツは前開きの方がおすすめ。

レインウェアに関しては速度が出ているとフードで本当に首が苦しかったので、次はフードを取り外せるものにしたい。ついでにベンチレーションも欲しい。

全体的に、夜に水で洗って翌日乾いているくらいの速乾性があると楽だった。 その点に関してはバイクウェアは大して速乾性が無いものが多いように感じるのはやや不便(諦めて洗わずに使っていた)。

パンク修理キットも一応買っておいてヘッドライトも積んでおいたけど、使う機会がなかったのは幸いだった。

細かいところとしては、目薬やタイガーバームも役に立った。

あと、事前に何度か試走しつつレバーやステップを調整したり、ライテクについて勉強しておいたのもかなり大きかったと思う。 本は古いけどこれを中古で買って読んだ。

走り始めたころと比べてかなり疲れにくくなった。 全身がおおむねいい感じの疲れ方をするようになったと思っているけど、右手首を少し痛めてるのはなんとかしたい。要勉強。

プランの立て方

ルート選び

基本的な考え方

125ccは通れない道がいくつかあることは事前調査で分かっていたけど絶対にミスすると思ったので、ツーリングサポーターの有料プランに加入して基本的にはそれを活用していた。ツーリングサポーターは排気量を考慮したルート検索をしてくれるのが原付二種乗りにとって圧倒的な優位性がある。

ただ、こまごまとした部分で使いにくいと感じるところも多く、普段使いは正直しないかなと思った。ので、有料プランに加入後即解約処理をすることで、間違いなく1ヶ月間だけ使うように工夫した。 今後もロングツーリングをするときだけ有料プランに加入すると思う。

1時間に一度は休憩するようにしたかったので事前に休憩地点を色々調べて経由地設定していたけど、正直そこまでしなくても良かったかなと後で思った。 三浦半島から小田原へ行く間が異常に休憩地点が少ないので事前調査が必要なだけで、普通は道の駅やコンビニが途中途中に挟まるのでそこで休憩すれば良さそうな印象だった。

地元民の知識に頼る

走るエリアの道路事情に詳しそうな友達がいれば、事前に話を聞いたほうが良いと思った。

自分の場合は例えば、行きは国道23号を通ったときに原付進入禁止の標識が出ていたけど正確には50cc以下進入禁止ということで大変紛らわしいと愚痴をこぼしていたところ、そもそも125ccだったら帰りは国道23号なんか走らずに県道37号から国道473号(オレンジロード)を南下して国道1号(あるいは国道23号)に合流したほうが良いんじゃない?というアドバイスをもらい、実際に走ってみると本当にそうだなという感じだった。

多少走行距離は長くなっていたと思うけど、景色は良いし、ゆったり走れたので、体験がかなり良かった。 このあたりはまだルート検索アプリでは十分にカバーできていないと思う。 もしかしたらツーリングマップルとかああいうのを買うとまた違うのかもだけど、自分は読んだことがないので分からない。

好みの道を走る

走ってみて、自分は林に覆われた峠道よりも、視界が開けたなだらかな山道の方が圧倒的に好きだということが分かった(自転車のときもそうだった)。

峠道は125ccだと正直流れに乗るのも厳しいし、道路が濡れてると限りなく危険だし、単純に寒すぎるし、林以外ほぼ何も見えないので、あんまり走りたいと思えなかった。 特に箱根峠は観光バスで詰まってる場所があったりと、全体的に厳しかった。 他にも逗子~江の島もたいてい渋滞してるので、観光地は基本的には避けたほうが気持ちが良さそう。

時間と天候

夜間走行は速度が出ていない場所ならそこまで恐怖は感じなかったけど、静岡の国道1号なんかは流れが速かったのでなかなかの恐怖体験だった。 夜間走らずに済めばそれが一番良いけど、それが難しそうならあえて流れの遅い道を選ぶのもありかなと思った。

あとあんまり考慮できてなかったけど、通勤時間帯は道が混みがちだった。できれば通勤時間帯に長めの休憩を被せるようなプランニングができると良さそう。

また、今回はなんとかうまく雨を避けられたので良かったけど、やっぱり流れの速い道や起伏やカーブの激しい道でもし降られるとかなり危険だと感じたので、夜間走行同様にルート選びの際に考慮したほうが良いと思った。

今履いてるタイヤも調べてみると特に路面が濡れてるときのグリップがかなり評判が悪いので、できればもっとグリップするタイヤに替えたほうが良いのだと思う。

距離と疲労

個人的にはだいたい250km/dが上限かなと思った。 実績で25km/hくらいのペースで移動していたので、休憩込みで12時間ほど走るとそれくらい移動できる算段。 気持ちよく走りたいならさらに半分の125km/dくらいかなという感じもあった。

あと、自分は就寝環境に対してかなり神経質なので、基本的に外泊していると疲労が蓄積されていくという問題がある。 なので後半の日程ほど本当は距離を短くしたほうが良かった。 今回は雨を避けるためにやや強行軍気味に帰ってきたけど、エナドリやガムで眠気を誤魔化しながら走る感じで厳しかった。

バイクで移動できるというメリットを活かして適当な宿を当日予約して行くという手も使えそうだったので、最悪飛び込みで一泊するという選択肢は常に持っておいたほうが良いと思った(今回は長く雨に降られてかえって危険な可能性がありそうだったのでやらなかったけど)。

インカム・ナビ運用

インカムのバッテリーが2時間くらいで切れてしまうので、休憩ごとにモバイルバッテリーで充電するようにしていた。

ただ、なぜか電源ONのまま休憩して戻ってくるとつながっているはずなのに音声が入らないというトラブルが何度かあったので、

  • 休憩時の電源ON/OFFは必ずする
  • 走行開始時に音声案内が流れることを確認する

ということを後半はするようになった。

また、自分はスマートモニターを使っているのだけど、これが大変操作しづらい。 そしてこれも気づいたら北向き固定表示になっていたり、よく分からない地点をずっと固定表示したりしてうっとうしかったので、走行開始時に問題なさそうか確認するようになった。

とにかく、走行開始時にはナビがちゃんと機能しているか確認したほうが良かった。

そして富士から御殿場に行く際に経由地点が間違っていることに気づいて登録し直したら、意図に反して峠道を走るルートになってしまったトラブルもあった。スマートモニターだけ見ていてこれに気付けなかったので(そもそも、そうなることを防ぐための経由地点も設定してたのだけど、それでも峠道を通るルートが選ばれてしまった)、できれば毎回検索されたルートが正しいか確認した方が良いのだと思う。が、正直めんどくさいので、ちゃんと地理を覚えて標識を見て早めに気づきましょうというのが現実解かなと思った。 自分はなんかやたらと勾配が続いておかしいな?と思ったらすでに引き返すには行き過ぎていたので、あきらめた。

感想

走り終わった翌日にドラレコ映像を見返したりしながらこの記事を書いている(ちなみに、SDカードの空き容量はまだあったけどなぜか最序盤の動画が消えていた)。楽しかったといえば楽しかったけど、キツかったといえばキツかった。 次があるとしたら、バイクをいじったとか、そういう試したいことがある場合かな……? まあ、まずは一度くらいは沼津で一泊するパターンも試してみても良いかも。

とはいえ、宿泊を前提に伊豆とか、フェリー経由して房総半島に行くとか、そっちのほうがリアルな感じはする。

愛知や静岡を走ってるときはもっとパワーのあるバイクに乗ってみても良いかもなと思ったりもしたけど、神奈川に戻ってくると道がどうしようもなく詰まっているのでやっぱり基本的には125ccで十分だなと思った。

とはいえ高速道路や山道を走りたくなることもたまにはあるだろうから、原付二種免許を取るときに考えていた通りそういう用途ではまずは自動車免許を活用すると良さそうと改めて思った。またそのうち脱ペーパードライバーを試みたい。

バイク用品を色々と買い足した

shimobayashi.hatenablog.com

shimobayashi.hatenablog.com

このあとに一度往復110kmくらい走ってみて、長距離を走るときの課題感が色々と見えてきたのでバイク用品を色々と買い足した。 あんまりお金を使いたくないと思いつつ、アクティブセーフティーという魔法の言葉で購入する敷居が下がっている状態。

またNAPSで店員さんに色々と話しを伺いながら買いました。 バイク知識無さすぎなので色々お話してもらえるのは納得感を得る上で本当にありがたいです。 ぶっちゃけそんなに販売価格は安くはないと思いますが、フィッティングもできるものはできるし、全然その分のプレミアムは払って良いと思っています。

今使っている革グローブが(中古で買ったので)Lサイズだったんですが、長く乗ってるとややフィットしてない感じがしたのと、さすがに炎天下だと手汗も気になって、調整用も兼ねてインナーグローブを買ってみました。 冬用のインナーグローブはすでに釣りで使ってたものがあるので、オールシーズン運用できると期待。

店員さん的には、インナーグローブは指先の感覚とかが変わってしまったり、中でズレる感じがするのであまり好みではないとのことだった。 けどまあ好み次第ですねということだったので、そんなに高いものでもないしとりあえず買ってみた。

自分が買ったのはMサイズです。

前回は自転車用のレーサーパンツを下に履いて走ってみてかなりの効果を感じたんですが、もともとインナーとして履く物ではないので若干不快感があったのと、滑り止めのゴム部分に擦れてた箇所が後日かぶれてしまったので、バイク専用品を買ってみました。

特に長時間走るときは自分は尾てい骨が痛くなりがちなので、入ってるゲルザブの厚さはレーパンの比じゃないしさらなる快適性に期待。 ロードバイクに乗ってたときもそうですが、ケツ痛が一番の敵だと思ってます。

店員さん的には、中にはくぶんどうしても快適性は(外付けのゲルザブなどと比べると)落ちるというのと、トイレのときなどに大変、ということはおっしゃっていた。 まあこのあたりは、自分は普段は短距離しか乗らないので稀に必要なときだけファッション観点もあり目立たない形で着用したいという、ニーズの違いもあるかなと思った。

外付けのハードプロテクターを使ってたんですが、ベルトの調整がめちゃくちゃ難しかったり、使ってる内にズボンがずり上がってきたり、内膝が痛くなってきたり、ニーグリップ時に違和感が強かったりと、個人的にはあんまり長距離では使いたくない感じでした。 近場の移動で防御力が不安なときとかは簡単に脱着できて良いんですけどね。

なのでソフトタイプでクッションパンツと干渉しないインナープロテクターを買ってみました。

店員さん的にはこういうタイプの製品はどうしてもずり落ちてくる問題があるので本来はタイツ型のインナープロテクターがおすすめだけど、たしかにクッションパンツと両立できないですねとなった。 あとは季節ごとにライディングパンツを用意するというのも本当はおすすめだけど、自分はちょっとそれはコスト的に……となりました。 ベルトで留めるタイプは結局ズレてきてしまうらしい?ということで、比較的ズレにくいらしい滑り止めがついているタイプの中から自分の足に合ってそうで、プロテクターが擦れたりもしなさそうなこちらを選んだ。

ただ滑り止め部分がかぶれてしまう懸念もあるため、冷感タイツの上から付けたほうが良いかも、ということだった。 このあたりは試してみた結果次第となりそうですね。

CE規格じゃないのがやや気になりますが、まあ高速道路は走れないので、多分必要十分なはず。きっと。 あとあとで気づきましたがプロテクターを取り出せない構造な気がするので、洗うときは手洗いとかになりそうです。

あと密かに、渓流釣りでのプロテクターとしても使えないか?と期待してたりもします。どうだろう。

ライディングシューズだと操作しやすいらしい?というのと、足回りのプロテクターが入っているということと、防水タイプにするとロングツーリングに挑戦してても雨の日も多少安心そうということで、結局買いました。 本当はスコイコというメーカーのやつが安くて良さそう?だったのでそれを探そうと思ってたんですが、ほぼ在庫がなかったので今回は選択肢から除外して、これになりました。 インナーソールのかかと部分に露骨にクッションが入ってるのは初めてだったのでおもしろかった。

ただまあ正直そんな頻繁に長距離走ったりはしないんで、ワンチャン普段遣いできそうなやつにしました。 ハイカットの靴は持ってなかったので、防水性と合わせて雨の日にスニーカーと長靴の中間的な運用とかはできるかな?とか、冬の時期に防寒性も兼ねた靴として使えないか?という淡い期待。もし歩きにくかったらちょっと普段遣いは厳しいと思いますけどね。 あとはそんなわけで、お値段もそこまで高くなかったのもありがたかったです。

店員さんと話してた感じではBOAタイプだと歩くときはちょっと緩めたりすると結構歩きやすくなっていいですよということだったけど、見た目や予算や在庫の関係上でBOAタイプの靴は今回は選びませんでした。

また、普通の靴だとペダル操作するときに靴は凹むので足で押すって感じになるのが、ライディングシューズだと靴がハードなので靴が押してくれる感じになり、ペダルとの距離感が縮む感じがするらしい。 ソールが硬いのでステップに足をおいてる間も楽という話もあったけど、まあそのへんはローカットのトレッキングシューズをよく自分は使ってるので多分大差は無いと思う。おそらく。

あ、あと靴のサイズは26.5cmなことが多いんですが、これは26cmが良かったです。結構メーカーによってまちまちらしいので、絶対試着したほうが良さそうでした。


そんな感じで割と装備も整ってきたなという感じです。 あと何か買うとしたらヘルメットをもっとちゃんとしたやつにするというのがありますが、いいヤツは本当に良いお値段がするので悩み中。

エルデンリングをクリアした

エルデンリングとは、これです。

store.steampowered.com

いまさらクリアしたからどうしたという感じではあるけど、とりあえずなんか書いておきたくなったので適当に書いておく。 ネタバレするかも知れないので嫌な人は読まないほうが良いです。

ダークソウル3とかはクリアしたはずだけど特に感想文を書いてないっぽい https://shimobayashi.hatenablog.com/entry/2022/02/11/195528

らしい。多分20年代はじめてクリアしたソウルシリーズだと思う。 ちなみになぜかダークソウル2だけは感想文が残っていた

3月末くらいからプレイして、昨日とりあえずラスボスを倒した。 プレイ時間としては今回のキャラクターは97時間くらい。以前一度挫折したときのプレイ時間と合わせると149時間やってたらしい。

攻略情報を見ることは前提という印象

エルデンリングは、2022年ごろに一度挫折してしばらく放置していた。ソウルシリーズは基本的に初回はなるべく攻略情報を見ないでクリアするプレイスタイルで遊んできたけど、それだとだるくなりすぎて挫折してしまった(他にも、当時使っていたPCが低スペで単純に遊びづらかったというのもあった)。

個人的にソウルシリーズはある程度攻略情報を前提としたデザインになっているように感じているけど、エルデンリングは特にその傾向が顕著だったような気がする。

というのも、エルデンリングは平たく言えば「レベルを上げて物理で殴る」でなんとかなる状況がかなり多かった一方で、じゃあ効率良くレベルを上げる方法は?とか、このビルドに合った強い武器はどこで手に入る?とか、キャラクターを強くするための手段については調べないと普通は分からないということが多かったような印象があるからだ。

それ以外のストーリー的な面でも、オープンワールドと多くを語らないスタイルが相まってか、普通に進めてるだけだと全然分からない・気づかないことがすごく多かった感じもある。

それならそれで探索が楽しければ全然問題無いとは思うけど基本的には高難易度なので、苦労して探索したけど自分にはなんの用もない武器を拾えただけ……とかになりがちで、テンポが良くなかった。

そんなわけで、攻略情報を見てないと個人的にはやってられなかった。

AI時代のソロゲー攻略術

そもそもなぜ攻略情報を見ないようにしていたのか?というと、攻略情報を見ながら遊んでいると没入感を妨げられるし、作業感が増してしまうからだ。

もちろん、実際には「知っている」と「実際に対処できる」には大きな隔たりがあって、その隔たりを越えていくところにも楽しみはあるわけだけど、楽しむ余地が狭められている感もやっぱり否めない。

とはいえ先述のように攻略情報なしではやってられなかったので、渋々攻略情報を見ながら遊んでいた。 しかしやはり攻略情報を見ていると、見るつもりのなかったネタバレが目に飛び込んできたりして、あまり体験は良くなかった。

ところがある時、エルデンリングをクリア済みの同僚と話しているといい感じに情報をマスクして教えてもらえることに気づいた。 自分がエルデンリングを楽しむために必要なのは、エルデンリングに詳しいオタクだと分かった。

そして、AIを使えばいつでも話しかけられるオタクをつくれるのでは?と思って、実際に攻略情報を引っ張ってきてAIに食わせて(RAGってやつ?)それらしいシステムプロンプトを与えてみたところ、まあまあそれっぽい感じになった。

AIとの会話風景

セリフが変なのは、ネタバレ回避とファンタジー世界に合わせるために曖昧な喋り方をあえてさせているから。誰にも巫女無しなんて言わせねえ。

ちなみに個人的に試した範囲内では、マイGPTでChatGPT o3が一番返答内容が良かったです。ClaudeのプロジェクトでClaude Opus 4.1とかも試してみたけど、あんまりだった。

後半に進んでからやったので実際はそこまで活用できなかったけど、序盤からやってたらもっとゲームを楽しめていたんじゃないか、という気がする。ハルシネーションも昔の攻略本にあった嘘情報みたいな感じでまあ許容できなくもない。

ただいくつか問題はあって、入力した攻略情報が多すぎるせいか回答の生成にやたらと待たされるのと、推論過程では特に情報をマスクしてくれないので見てると不意のネタバレを食らうのと、そもそも入力する攻略情報を試行錯誤する過程でネタバレが目に入ってしまう問題などがあった。

そんなわけで、誰か攻略Wikiならぬ攻略AIの提供をよろしくお願いします。マジで。

プレイ日記を細々と書き続けたのも良かった

身内のCosenseに書くと通知が流れるようにして、サボってると(別に誰も怒らないけど)バレるようにしたり、あわよくばアドバイスをもらおうという動きをしたのも良かった。

プレイ日記の様子

実際、2週間くらい間が空いてしまったタイミングも何度かあったけど、過去の日記を見たら何をやってたか思い出せてよかった。 オープンワールドということで後回しにすることも多かったので、TODOリストをつくって書き留めていたのも便利だった。

正直これまでのソウルシリーズだったら手が操作を覚えてないと話にならなかったと思うけど、エルデンリングに関しては先述のように「レベルを上げて物理で殴る」で済ませられる部分が大きい感じだったので、間が空いてもまあなんとかなった。

まとめ

なんかゲームそのものよりも周辺の話題で盛り上がってしまった。まあ、自分が今後大作ソロゲーを遊ぶうえでキーになる要素だと思ったので勘弁してください。

周辺ついでに書くと、バルダーズゲート3に続いて大作ゲームを遊ぶ時間とやる気をひねり出せるようになったのも良かったと思う。

続けて何かゲームをやろうと思っているけど、多分サイバーパンク2077をやってみると思う。もともと気になってたところにちょっと前にアニメも観ておもしろかったので。ただ、同じスタジオのウィッチャーは過去に遊んで肌に合わなかったので、途中で投げる可能性も全然ある。

エルデンリングのDLCも気にならなくはないけど、ちょっとエルデン疲れした気がするのでまた気が向いたときで良いかなという感じ。 ナイトレインも評判良さそうだけど、オンゲは精神衛生に良くない気がするので見送り予定。

とりあえず攻略情報をみながらレベルを上げて物理で殴れば多分なんとかなるので、ソウルシリーズに興味がある人はやってみると良いと思います。

マテ貝ストロングスタイル

マテ貝といえば、穴に塩を撒いて飛び出てきたところを抜き上げるイメージ。 しかし素手で掘って抜くやり方があるらしい。まさにストロングスタイル。

自分も挑戦してみたところ、1時間くらい?で食べるには十分な量が獲れた。

収穫されたマテ貝

終わってから調べてみたら、解説してくれている動画を見つけた(やる前に見ておけば良かった)。

www.youtube.com

自分の場合はこれに加えて、

  • 深さは40~50cmくらいまでがんばって掘る
    • あまり浅いところでは見つからなかった
  • マテ貝は群生してるので、鉱脈を見つけるのが大事
    • 面いうよりは線で群生している感じだった
      • ので、鉱脈からズレたと思ったら戻ると良いことが多かった
      • 横方向だけではなく、縦方向にも探る
    • 最低でも3本くらいはいるし、うまく続けば途切れることはないくらいの雰囲気だった
  • 素手はさすがにキツいのでニトリルグローブで防御
    • ただし破れてくるので交換は前提
      • 交換をめんどくさがってやってたら爪がボロボロになった
    • 破れやすかったりフィット感が足りてなくて砂でパンパンになるものもあったので、頑丈でキツめのニトリルグローブが良さそう
      • 軍手だと網目から砂が入ってキツかったらしい
      • このあたりは他にもっと良いものがあるかも知れない

という感じだった。

おそらくこの方法の最大のメリットは、誰もやってないところにアプローチできるという点にあると思う。 一般的な塩を撒く方法が通用する場所は基本的にファミリーでいっぱいだったのでなかなか厳しそうだった。 ただ、当然濡れながらやることになるので防寒には注意。今日はたまたま冷え込んだ日でキツかった……。

次にやる機会があれば、以下のようにしてみたい

  • 極力誰もやってなさそうな場所でやる
  • 動画のように10~15cmくらいを広く浅く探って、群生地を見つけるところからはじめる
  • 群生地を見つけたら、鉱脈が途切れるまで探す
  • 手を保護するためにも、深く掘るときは熊手を併用する
  • 貝をいれるビクは口が常に海水に浮かぶようにする
    • 自分は口が浮くビクを使ってたけど腰にぶら下げてたせいで捻れて口が閉まりがちだったので、長めのロープとかで常に浮かぶようにした方が良さそうだった
    • 何度かマテ貝が脱走して、マテ貝ってこんなふうに泳ぐのか!と感動した
  • 防寒具は念の為多めに持っていくか、明らかに暑いくらいの日に行く
  • 噴霧器があると体を洗うときに便利そうだった(足洗い場は使えたが、シャワーは使えなかった)

個人的に潮干狩りといえば、すでに他界した祖父に小さい頃に連れて行ってもらったイメージで、いい印象しか無い。 ただ、やっぱり色々と準備と片付けが面倒なのでやってなかった。 でも今回やって少し分かって心理的な障壁は下がったので、またたまにはやってみても良いかも。

GROM(JC92)というバイクを主に釣り目的で買った

文章を書いている時点の知識で書いているので色々とおかしいと思いますが、そういうもんだと思ってください。

なぜグロムを選んだのか

グロム(第4世代)をレンタルしてみた感想 - 下林明正のブログでグロムにしようかどうか悩んでいたんですが、結局グロムにしました。

  • MT車にするぞ!と決めた
    • 教習所やバイクレンタルを経て、やっぱりMT車は楽しいのでは?という可能性を感じた
    • バイクが好きな人を見ているとMT車に乗ることでバイクが移動手段から趣味になりそうな印象で、趣味が増えると人生楽しくなりそうな気がした
    • 教習所の感覚が残っている今MT車に乗らなかったら、今後わざわざMT車にチャレンジすることはきっと無い
  • 普段の釣りに使うMT車ならグロムが良さそうだった
    • 車体のコンパクトさ
    • 足つきの良さ(ウェーダーを履いてても乗りやすそう)
    • 価格のこなれ感
      • MT車が合わなかったら、最悪リセールバリューもありそう

という感じです。

中古車を探して感じたこと

中古車をある程度探して、外装の状態があんまり良くないけど足回りは問題なさそうでお値段が安くなってる個体が見つかったので、それを買いました。

まだ新しい車種で探すのにやや苦労したので、大事だったなと思ったポイントをメモしておきます。

  • 前提として、弾数が少ない車種だったので探すのは大変だった
    • 正直クロスカブだったら割とすぐに買えてたと思います(探してる途中でたくさん良さそうな条件の個体を見かけた)
  • 中間業者が入るほど高くなるはずなので、なるべくそうならない条件で探すのが良さそうだった
    • 買い取り→(A)整備して店頭販売→売れなければ業者オークション→(B)別の店舗で整備して店頭販売 というのが大筋のようだった(推測)
    • なので、基本的にお値段はBよりAの方が安くなる、はず。もちろんAをすっ飛ばして直接Bに行くパターンなどもあると思うけど、ここで大事なのはAのパターンを見つけたほうが同じようなモノでも安くなる可能性が高い、ということ
    • 実は今回自分が買ったのはBのパターンだったのだけど、まだグロムを買うか決めてなかったころにAのパターンの個体を見送っていて、今思うとすごく良い条件だったなと思う
      • 価格的にはそんなに差はなかったけど、状態が圧倒的に良さそうだった
        • まあ、自分は傷つけるの前提だったので外装の状態はそんなに気にしてなかったのと、自分が買った個体は有用なカスタムが色々されてたので、結果的にはイーブンだったかなという感じです。外装の状態を気にする人なら、見逃したことをめちゃくちゃ後悔していたと思う
  • 通える範囲内に他店舗で買ったバイクの整備もしてくれるお店があるかどうかで、選択肢はかなり変わる
    • 通える範囲内になければ、車体を買うお店は限られます
    • 調べてみると、案外整備してくれるお店もあるよう?でした
      • その分整備費用が高いとかはあるのかも知れない。未調査です
  • 販売業者によって価格と受けられるサービスにも大きな違いがありそうだった
    • 大手の販売店で買うと全国のチェーン店で整備してもらえたりするみたいでいいなと思ったんですが、問い合わせた感じ新車と変わらないような価格じゃないと厳しそうだったので、原付二種ということもあって遠出の機会が少ないことも考えて不採用としました
    • どんな選択肢があるのか調べて、その中で何を重視するのか先に決めておいたほうが選びやすくなりそうです

実際に釣りに使ってみた印象

当たり前ですが、基本的にはレンタルしたときと同じです。 ただ違いを感じた点として、

  • クラッチのつながりはレンタルしたときよりも良好に感じた。原因は本当に不明
  • タイヤの突き上げ?はレンタルしたときよりも大きく感じた
    • 同じ道を走ってるわけじゃないので実際のところは不明
    • 走行距離が全然いってない個体なので、サスが馴染んでない説などもあるっぽい

というのはありました。

感動したのは、やっぱり普段リトルカブで走っていた道をグロムで走ると圧倒的な快適性の違いを実感しました。 加速性能、ブレーキ性能、シートの快適性、あたりが大きな要因な気がします。 無理なく車の流れに乗っていける感じが想像以上に気持ちいい。

ニュートラル入らない問題については以下をやったらかなり良くなりました。

  • Nランプの点滅に注視する
  • (購入個体が開きを調整できるハンドルがついてたので)クラッチハンドルの開きを大きくした
    • 多分開きを小さくしていたときはクラッチを完全に切れてなかったのではないか

だんだん慣れてきて、今では信号待ちでニュートラルにいれることもぼちぼちできるようになってきました。

めちゃくちゃニッチな情報としては、まだチェストハイウェーダーは試してないのですが、ヒップウェーダーでは心配してたシフト操作もそこそこできることが分かりました。 足を置く位置をややステップの後ろにすると、つま先がシフトペダルに入りやすくなって良かったです。 最悪かかとシフトという方法もあるらしいので、シフトペダルの調整や交換以外にも逃げ道はありそうです。

リアボックス選び

キャリアは

を買いました。タケガワのやつは耐荷重が10kgとなっててより良さそうだったんですが、形状的にボックスと干渉する可能性があったので見送りました。

ボックスも色々調べたんですが、結局

にしました。やや横に大きすぎる感じもありますが、使用感は良好です。 釣りに使うので容量が大きいものが良いけど、キャリアの耐荷重が8kgということで軽量なリアボックスを選ぶ必要があり、樹脂製で軽いこれになりました。 耐久性は現時点では不明ですが、値段を考えると数年使えればまあ十分かなという気持ちです。

サクラチェッカーだと怪しい結果になってましたが、サクラチェッカー自体が怪しいみたいな話もあり、Amazon内外のレビューなど読んでみた感じあんまり違和感は無かったので、まあいいやと判断しました。

なお、最初は45Lの方を買ったんですが、思った以上に小さかったので返品しました。 YouTubeのレビューなどを調べると小さいと評判だったので、買う前にちゃんと調べないとな、と思いました。

なんとかリットルという表記はまったく当てにならないことが分かったので、次からは内寸をちゃんと見ていきます。

ロッドホルダー問題

釣りに使うには、釣り竿を固定する機構がやはり欲しいです。 パックロッドも良いんですが、やっぱり海釣りでは2ピースロッドが主流なのでそれくらいは固定できるようにしたいところです。

リアキャリア付近とか、タンデムステップ付近とかに取り付けることも考えたんですが、どうしてもロッドを蹴りそうだったしタンデムとの相性も悪いのでリアボックスの横に取り付けることにしました。

まだ細かい使い方が定まって無い段階でボックスに穴を開けたくなかったので、一旦3Dプリンターで自作した台座を両面テープで貼り付けて、そこに結束バンドを通して、ロッドホルダーを取り付けています。 一応耐候性のあるものをセレクトしましたが、正直突然壊れたり剥がれ落ちたりしないかは不安。 保険として最悪紐でぶら下がるような構造にはしておきましたが、突然ブラブラしたらびっくりすると思うので、やはりそこは不安。

今のところ問題なくロッドを持ち運べていますが、日頃から状態をチェックする必要はありそうです。

あんまり他人におすすめはできないなーとは思っています。 リアボックスの状態が悪くなってきて、グロムの使い方も安定してきたら、改めて穴を開けてロッドホルダーを固定してるかも。 こなれてきたら、また別の記事として書くかも知れません。

走りを重視するなら、ボックスやらは外したほうが良さそうだった

重量でサスが沈んでるのか、空気抵抗なのか、多分両方だと思いますが、やっぱり色々取り付けると自分でも分かる程度に走りが重くなった感じがします。 大変なのでやるつもりはあんまり無いですが、走りのフィーリング重視ならボックスはやめてリュックとかにした方が良さそうでしたね。

その他グッズ

ブレーキペダルカバー

リトルカブはのペダルまわりはスパイクウェーダーで錆びてきてたのでグロムはそうならないようにしたくて、ブレーキペダルだけ金属むき出しだったのでなにか被せることにしました。

正直熱収縮チューブとかでも全然良かったんですが、買っても適合するかやってみないと分からなかったし、激安のブレーキペダルカバーを見つけたので買ってみました。

現在は1000円以下で買えてめっちゃ怪しいですね。まあでも安いから最悪失敗してもいいか、と割り切って買いました。 実物は、案外問題なく使えてます。 謎の「HONDA」のロゴが入ってましたが……。 どうせボルトとかも安物なので、クレ666を散布しながら取り付けました。

ただ、ウェーダーを履いてるとちょっと嵩が上がってる分少しだけ違和感があります。 個人的には無い方が操作感は好みですね。 もしかしたら熱収縮チューブなども試しているかも。

高級バイクカバー

買いました。

  • 正直高いけど、耐久性が段違いで4年~8年くらいは使えそうな感じらしい
    • 自分がリトルカブで使ってきたバイクカバーは1年~2年くらいで大体ダメになってきている。ので、性能面も考慮すると、実はコスパが良い
  • リトルカブのときと違って、リアボックス込みでフィットするバイクカバーがなさそうだった

というところがありました。

あと、KBB2とKBB3を持っている友人に実際に試着させてもらえたというところが大きかったです。 リアボックスが大きすぎて、KBB3だとやや小さすぎて特にバイク下の固定ベルトがエンジンにべったりになりそうだったので、KBB2にしました。 新品だとゴムがヘタってないせいか試着させてもらったときよりもややタイトな気もしています。ブレーキディスクはちょっといい感じにカバーをかけないと、やや露出してますね。

総評と今後

ぶっちゃけ考えるまでもなく、単に釣りの足としてはスクーターやカブの方が向いてると思います。

ただ、今のところ思った以上に乗ってて楽しいです。リトルカブのときは全然そういう気持ちはわかなかったんですが、特に意味もなくどこかに走り出したい気持ちすらあります。 これは結構大事だと思ってて、移動が楽しいということはより遠くの釣り場も視野に入るということで、結果的に釣果も上がる可能性は高いと思っています。

正直納車したときまではそんなにかっこいいバイクだと思ってなかったんですが、乗るにつれて実はこのバイクかっこいいのでは?みたいな気持ちになってきて、無駄にバイクの写真を撮ったりもしてます。

今のところは、おおむね期待通りです。 意外と普通に釣りにも使えてる感じだし、移動も楽しみたい場合には悪くない選択肢だと思います。

一方で、やはりスピードが出るようになったりしたし、一度に乗る距離も伸びそうなので、これまで以上に安全装備への投資もした方が良さそうな気もしてきてます。

  • プロテクター入りのグローブ
  • 今のものよりしっかりしたチェストプロテクター
  • 今よりも大きめのミラー
  • ドラレコ

あたりは検討しています。

とりあえずそんな感じで、引き続き楽しんでいこうと思います。

情報収集の仕方を模索している

情報収集が苦痛になってきた

10年くらい前までは調べたいテーマについてGoogleで検索するとマニアックな個人のブログ記事が色々出てきて、読むこと自体が楽しかったし、読み込んでいくとなんとなく分かった気になれていた。 けど最近は、検索してもあまり欲しい情報が出てこなくなっている気がする。

個人のブログで発信されていたような情報が、ブログではなくYouTubeに流れていっているという要因もある印象。 ただ、YouTubeは検索性や効率の面で問題があって、面倒に感じてしまって使う気になれないことが多い。 動画は、テキストに比べて効率が悪すぎる。

とはいえ文句を言っててもどうしようもないので、自分のやり方を変えようと思って少し試行錯誤をしてみた。

現時点での自分のやり方

ベタだけど、ChatGPTのdeep researchは悪くなさそうだった。

openai.com

試してみた感じでは、YouTubeの文字起こしなども含めて調査してくれていそう。 ただ、調べたいテーマによってはdeep researchだけだとイマイチなこともあった。

そういうときは、ChatGPTにテーマに関係しそうなYouTubeの動画のURLをいくつか出させて、deep research結果をPDFにしたものと一緒にNotebookLMに突っ込むと、やや手間はかかるけど結構良かった気がする。 よく知らないテーマについてはイマイチかどうか気づくのが難しい問題もあるので、ある程度担保したい場合は無条件でここまでやって良さそう。

deep researchが何らかの事情で使えない場合はYouTubeを突っ込んだNotebookLMだけでも悪くはなさそうな印象だったけど、やや情報が偏りがちだったような感じもあった。 YouTube固有の偏りなのか、ChatGPTが出す動画に偏りがあるのか、そのあたりはよく分かってない。

他に試してみたこと

自前スクリプトとChatGPTでYouTubeを文字起こし

YouTubeの自動文字起こしはそのまま読むのはなかなか苦痛なので、適当なスクリプトに食わせたものをさらにマイGPTに食わせて文章として整えて、Cosenseに文字と動画をセットで貼るということを試していた。

1時間半のライブ配信とかはこれをやるだけでも随分マシになったけど、どうにもめんどくさくて自分にはあまり定着しなかった。 APIなどを使えば自動化の余地は十分あるが、自動化自体の手間やコスト面の抵抗感もあって手動のまま試していた。 また、プロンプトエンジニアリング力が足りてないのか、マイGPTが文章後半になるほどハルシネーションがひどくなっていくという問題もあった。

特定の動画を要約はさせたくないけど効率よくインプットしたい、みたいな場合は悪くないと思う。

Whisperで文字起こししてNotebookLMに突っ込む

ChatGPTとやりあっていたらWhisperを紹介されたので、試してみることにした。

github.com

単に金を払いたくなかったというのと、半年くらい前に新しいPCを組んでいたので活用したかったというのが大きい。

Windows11+WSL2環境にChatGPT 4.5の指示に従って適当にやっていたら特に苦労せず日本語の文字起こしができたのですごい。 セットアップの手間をサボってたのでおそらくGPUアクセラレーションが効いてない状態だったけど、1時間半の動画を10分くらい?で文字起こしできてたと思う。

コマンドはこんな調子だった。

yt-dlp -f bestaudio -o "%(title)s.%(ext)s" "YouTubeの動画URL"
whisper "ダウンロードした音声ファイル.m4a" --language Japanese --model base

ただ、精度についてはYouTubeの自動文字起こしよりちょっとマシか?という程度だった。もしかしたら使用するモデルを変えれば精度はもっと改善されるのかも知れないけど、そこまで試せてない。

結局、文字起こし結果をNotebookLMに突っ込んで、同じYouTube動画の自動文字起こしとセットでNotebookLMに色々答えさせるのが良さそうかな、という印象だった。

この方法も、特定の動画を要約はさせたくないけど効率よくインプットしたい、みたいな場合は悪くないと思う。 手間も先述の方法と比べると少ないし、GPUアクセラレーションやモデルの選択での改善余地も大きそうなので、今後も使うかも。

追記: NotebookLMの文字起こしについて

NotebookLMに突っ込めば文字起こししてくれてそうに見えるので自前での文字起こしは一見不要だけど、自分が確認した限りではあれは字幕データがあればそれを使うし、無ければYouTube上で確認できる自動文字起こしされたデータを使うだけで、何か特別に文字起こししてくれているわけではなさそうだった。

そして多くの動画は字幕データを入れてないので自動文字起こしで、精度はそこまで高くないように見えている。ので、補完するために自前での文字起こしもしている、という流れ。

なので、字幕データがちゃんとはいってる動画ならこれに限らず文字起こし作業は不要

感想

YouTubeの自動文字起こしを使う、精度の悪さは数や他の種類の情報で補完する、というのが今回の肝だったのかなと思う。 動画じゃなきゃ伝わらない情報というのもあると思うけど、そうじゃないならやはりテキストは効率が良い。

将来的には、deep research的なものがもっと発達すれば今回書いたような面倒な手順も全部自動的にやってくれるようになって不要になりそう。 NotebookLMのような半自動的?なアプローチは過渡期的なもののように感じるけど、現時点ではめちゃくちゃ便利じゃんと思った。

そもそも、自分が知らないだけでもっと安くて効率が良い情報収集の手段がすでにありそうな気もしている。 正直、AI関連の情報は流れが早すぎて追うのがめんどくさいなーと思ってしまってるし、めっちゃ便利なやつが出てきたら誰かが騒いで自分でも気付けるでしょ、くらいの怠惰な精神で臨んでいる。

もっといいやり方があったら教えて下さい。