下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

ICD交換手術を受けた

持病の関係で身体にICDを埋め込んでいて、その交換手術を受けた。交換自体は初めてではなく、今回は2回目。

1回目のことは特にブログに書いてなかったみたいだけど、何事もなければ10年くらいのスパンで行われる手術なので前回がどんなだったか細かく覚えてなかったりして、色々と不安だった。

そういうときはやはり他の人が出している情報が参考になったり、安心材料になったりしたので、自分も(将来の自分のためにも)今回は書き残そうと思った。

ただし前提としてここに書いてあることは素人のメモ書きなので、実際に医療を受ける際は医者などのプロと相談して決めてください。

あと適当に書いてたらかなりだらだらした文章になってるのでそこもご容赦を。

交換先の検討

ICDのままにするかリード線を抜去してS-ICDなどに乗り換えるかといった悩みがあった。 自分で調べたり話を聞いたりして、結論としてはICDのままにする判断をした。

その際に、 インターネットセカンドオピニオン|公益法人 日本心臓財団 というものがあることを知った。

通常のセカンドオピニオンは受けようと思うと結構手続きなどが大変そうなのと費用もかかるということで敷居があったけど、これはそのような敷居を取り除いてくれるので有用だと思った。 寄付も受け付けていたので、自分も少額ですが寄付させていただきました。

本来の予定より自分の交換時期は突然半年~1年くらい早まってこの調査もバタバタしてしまったので、あと2年以内に交換しそうだな~ってなってきたら徐々に調べておいたほうが良かったなと思いました。

手術を受ける前に知っておきたかったこと

  • (これは1回目の交換であったことだけど)手術後の痛み止めがアレルギーの関係で使えずひたすら痛みに耐えるみたいな感じになって大変苦痛だったので、事前に調整をして今回は無事に手術後の痛み止めを処方してもらえた
  • 尿道カテーテルの有無を自分の場合は選べた
    • 過去に経験があって大変つらかった覚えだけあるので無しにしてもらったけど、尿意をこらえるのはそれはそれでかなりの試練だった
    • 手術後のトイレも思ったより足がふらついて危なかったので注意
  • 外側の切り口は今回は電気メスではなく刃物のメスでやってもらえた
    • (まだ手術から間もないので結果は不明だけど)その方が出血が止まりにくいデメリットはあるが傷がきれいに塞がる可能性が高いということだった
    • おそらくこれまでの手術は電気メスで行われていたので、見た目を気にする場合は相談する価値があるかも知れない(常に応じてもらえるのかなどは不明)
      • ぶっちゃけ自分も事後に知った
  • (1回目の交換もそうだったけど)割としゃべりながら手術してるのを聞きながら耐えるみたいな構図になりがちで、しゃべってる内容が自分の体のことなので怖い
    • 「これこれまで固定用の糸付いてなかったんじゃない?」「(リードのピンアサインが見えないので)切るしか無いね」みたいな話とか聞くと……
    • 麻酔はもちろん打ってもらうし直接手術してるところは見ないけど、それでも麻酔が微妙に効いて無くて痛かったり、ブスブス麻酔を刺される感覚とか、自分の身体が切られたり内側から伸ばされたりする感覚は、なかなかキツイ
      • 正直薬で眠らせて意識がない内にやってしまってほしいけど、薬で意識が無くなりそうになったら話しかけられたりしてたので、多分手術上は意識があったほうが都合が良い……のだと思う。わからんけど

入院生活について

環境

  • 今回は全日個室にしたけど、個室にして本当に良かった
    • 手術前から個室にすることで、元気なうちに巣作りできた
    • 旅行先のホテルと違ってほぼ常にいるので費用対効果が高い
    • 今どきは感染症対策でも気を使うので、個室の価値がさらに上がっている
    • 扉を締めても常に結構うるさかったので、自分のような神経質な人間には必須だった
  • 寝るときは暖房を切らないと暑かった
    • ONにしてなくてもある程度暖房が効いていたようだった
    • 施設によると思うので、気になるなら事前に質問したほうが良さそう
  • フリーWi-Fiがあった
    • ないと思って途中までキャリア回線を使っていた

ふるまい

  • 看護師さんのミスや連携漏れは割と日常的に発生していたので、自分がしっかり管理したりリマインドする必要があった
    • 以前入院していた病院がどうだったか思い出せないけど、今回は毎日何かはあったと思う。もちろん致命的なものは無かったけど、快適性などには大きく関わっていたと思う
    • これは自分が意識がしっかりしているからそうなっていたのか、仮にしっかりしてなくてもそうなっていたのかは不明。仮に後者だとしたら、割と怖い
    • ただ、医療現場の仕事は激務かつ不定形かつ素早い意思決定が求められるものだと思うので、組織的に人員を厚めに割かない限りはどうしようもないんじゃないか?と思っていた(そしてそれにはコストがかかるし、医療崩壊がどうとか言ってるような状況で可能なのかというと……?)
  • 紙のメモ帳に人が来たら聞きたいことなどをメモしておくと便利だった
    • 普段はこういうのはPCからTODOサービスでやってることだけどスマフォだと困難だったので、紙でやったらうまくいった

暇つぶし

  • 暇つぶし用にゲームと本を持ち込んだけど、今回は割と本の気分だった
    • 目が疲れそうだったので紙の本を何冊か持ち込んでたけど、途中で全部読み終わってKindleで2冊くらい追加購入して読んでた。事前に紙の本をもっとたくさん用意しておけたらもっと良かったかも
      • 今思い出したけど、読んでない紙の本も何冊か家に放置してた……
    • ちなみに前回交換のときはドラクエ9を手術後の痛みに耐えながらクリアした覚えがある。今回は友達から借りたファイアーエンブレムEchoesを持ち込んでいた
      • 3DSで普段から遊んでるわけではないです
      • 貴重品スペースの大きさが不明だったので、サイズが大きいSwitchは避けたというのもあります
    • 別にコンテンツがあればスマフォだけでも良かったと思う。安定したWi-Fiさえあれば長編ドラマを延々と見るとかがちょうどよかったかも(レンタルWi-Fiとかもアリだったと思う)
  • 思ったよりも音楽を聴くのは良い気分転換になった

その他

  • 前回の入院で結構痩せてしまった覚えがあったので、事前に頼んで病院食を増量してもらった
    • 基礎代謝の低い人でも問題ないような量なので、ある程度若い人などだとデフォルトは多分足りてない
    • 今回はおかげで?体重はさほど変わってなさそうだった
  • 手術後は特に交換した周辺の凝りがひどいことになった
    • 手術で長時間動けなかった上に傷ついて動かずのが億劫になってるので当たり前ではある
    • ある程度手術痕が安定してから、椅子を使ってストレッチしたらかなり改善した。多分それだけ極端に凝っていたんだと思う
    • あと、病室自体が身体が凝りやすい構造になっている気がする
      • パラマウントベッドは意外とそんなに色んな姿勢が取れないし、負担もあまり分散してない気がする
      • 置いてある椅子も性能的にはパイプ椅子と大差ない感じだと思うので、そんなに快適ではない
      • それなりのオフィスチェアとかマットレスを普段使っていると、さすがに差は感じる
      • 自宅にあるビーズクッションも入院前はもう処分して良いんじゃない?と思ってたけど、帰って横になると病室では取れなかった姿勢が取れたせいかめちゃくちゃ快適だった
    • あまりにも辛かったら、言ったら湿布なども処方してもらえたかも?電車とかで使う旅行用の枕とかあったらもっとマシだったかも?そのあたりは不明
  • リースは便利だった
    • 自分は寝間着などの基本セットだけで、肌着などは自前にしましたがそれでも便利でした
    • 着ているシャツは結構グイグイ引っ張られるので、着古した寝間着とかが良いと思う

役立ったアイテム

基本的には入院のしおりに従えば良いけど、オプションであると便利なものは色々あった。 事前にNotebookLMで検索して表をつくったらそれだけで結構便利だった。 以下はその中でも印象に残っているもの。

  • 交通系ICカード
    • 普段はクレカ派だけど持ち込む気になれなかったので、自販機やコンビニでの支払いで便利だった
  • S字フック
    • 定番。何かと便利なので多めにサイズもいくつかあるとベター
  • ミニトートバッグなどぶら下げて収納できるもので、高さがあまりないもの
    • ベッドの柵にS字フックでぶら下げると、結構良かった
  • 旅行用のテーブルタップと延長コード
  • 髪洗いシート
    • 手術後シャワーも浴びられない期間があったので、多少スッキリした。けどやっぱり頭皮までは届いてないせいか、限界はあった。個人的には3日目以降はストレスを感じた
    • 体拭きタオルとかも言えば手配してもらえると思うけど、自分の自由なタイミングで使えるのとスースーするのがいいところ
      • ちなみに身体のほうは体拭きタオルであんまりストレス無かったけど、シャワーに入ってみるとやっぱり全然違った
  • タフグミ
    • 小腹がすいたときに。噛み応えがあるものもあんまり出てこないので、そういう意味でも
    • 使うとちょっと頭皮がスッキリした
  • 足元が寒かったので、ルームソックスが良かった
    • ただしルームソックスはあまり歩くことには向いてないし、厚手で靴に入りづらいというところもあるので、要検討
      • 退院日にスニーカーを久しぶりに履いたら、土踏まずが消滅してた感じがした
    • 締め付けがキツイ靴下をずっと履いてると余計に落ち着かなかったので、個人的には良かった
  • フリースジャケット
    • 入退院時に着ていったけど、ブランケット代わりにも何かと使えて良かった
    • パジャマ(患者衣?)の上から着るには、ややタイトだった。普段なら着れると思うけど、ホルターや点滴などはいってたせいかも
  • ユニクロの襟無しのライトダウンベスト
    • 体温調整に便利というかほぼ常に羽織っていた
    • やや蒸れるので自宅だとワークマンのフリースベストを最近は着てるけど、ライトダウンベストは汚れてもきれいにしやすそうだし個人的には普段使わなくなってるので雑に使いやすかったというのが良いところだった

要らなかったアイテム

  • 水筒・タンブラー・ペットボトルキャップ
    • 紙コップにホットほうじ茶やお湯を毎回入れてくれる無料マシーンがあったので、ほぼ使わなかった
  • ふりかけ
    • 病院食今回は結構おいしかった(ただ、制約の中でつくられているのでバリエーションはあまり無く、だんだん飽きてくる)

あると良かったアイテム

  • マドラー
    • インスタントコーヒーを飲んでたので、混ぜるのにほしかった。コンビニとかでもらえばよかったけど、タイミングや元気が無かった

最後に

退院間もないタイミングで書いているので元気や時間がなくて文章が雑だけど、記憶のフレッシュさを優先したかったので、勘弁してください。 自分はかなりケチな方ですがそれでも、金銭的になんとかなって神経質な方には個室がマジでおすすめということを改めて伝えておきたいです。

手術自体はうまくいって経過も良好に見えますがまだ傷は塞がってないので気を使うし、おそらく手術自体とは別の要因で退院してから割とすぐに不整脈が発生したりしてバタバタしてます。 このあたりは今後もどうなっていくのかよく分からないですが、まあ、やっていくしかないですね。

ご協力や応援いただいた関係者各位も本当にありがとうございました。 特に、定期的に着替えなどを持ってきてくれて話相手になってくれた妻に感謝。

結婚しました

個人の日記です。が、誰かの何かの参考になればと思い、配偶者のレビューを経て公開しています。

結婚したモチベーション

しばらく同棲はしていたけど婚姻関係にないという状態だった。

そんな中で結婚をした直接的なモチベーションとしては、心房細動が起きて入退院していました - 下林明正のブログということがあったとき、結婚をしてないことで色々とできないことがあったというものになります。

結婚の障害

個人的にはもともと結婚に対してさほど乗り気でなかったのですが、それを言語化するとともにどのようにして解消したかをまとめておこうと思います。

制度への違和感

そもそも結婚について知識があまり無かったので、何冊か本を読んで勉強していた。

離婚に関わる清算金の考え方

自分の価値観に合ってないと感じた。

対策としては、婚前契約が有効そうだった。 参考になりそうだった記事をいくつか紹介しておく。

なお、自分は法律に関して素人なので、これらの記事の妥当性は分かってません。

夫婦同姓の強制

単純に色々と大変そうだなと思っていた。 しばらくほっといたら選択的夫婦別姓くらいできるようにならんか?と思っていたけど、そうはならなかった。

今回はありがたいことに、相談の上で配偶者が改姓してくれた。 ただやはり、例えば配偶者は改姓に際してマイナンバーカードが一週間ほど使えなくなったりと、保険証もマイナンバーカードに一体化する時代なので困るケースは色々とありそうな気がした。

情緒的な問題

結婚生活を維持できる自信がなかった

独り善がりな性格なので、他人とずっと生活を共にするということに現実味を感じられなかった。

これについては、同棲生活を続けて結婚生活を維持できそうな自信をある程度持つことができた。 京都府から神奈川県に引越していました - 下林明正のブログ から同棲をしていたので、まごついていたら5年弱経ってしまっていた。 相手はよく付き合ってくれたと思う。

信頼関係ができていなかった

結婚をしているとしていないでは権限に違いがあるけど、その権限を相手に渡しても大丈夫なんだろうか?(特に付き合い始めのころは)最悪結婚詐欺だったらどうしよう?という漠然とした不安があった。

これに関しては、同棲生活を続けて信頼関係を構築したというのと、冒頭にも書いた通り結局結婚せずに誰にも権限を渡さないほうが良くないという判断に至った。

最後に

何が正解なのかというのは分からないけど、仮に間違っていたとしても構わないという前向きな諦めはようやく持つことができた。

同棲や結婚に際し、様々な方々からご協力を賜りありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

少なくとも年内はバタバタしそうなので、何かしらのイベントなどは今はまだ何も考えていません。来年以降検討しようと思っています。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

Kaigi on Rails 2025に参加した

Ruby on Railsに触れる機会が以前よりも増えてきたこともあり、参加させていただきました。

kaigionrails.org

聴講したセッション

Rails初心者なので、ソフトウェア設計に関するセッションを主に聴講させていただきました。 それぞれのセッションの発表資料と、自分のメモや感想をまとめておきます。

Day 1

speakerdeck.com

  • アジャイルを感じながら聴講していたら、最後の方にアジャイルソフトウェア開発宣言が登場して笑顔に

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  • 聴講者が多く自分は立ち見席へ
  • タイトル通りの内容で、主にReactとHotwireを比較したお話

speakerdeck.com

speakerdeck.com

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  • アクセシビリティの高いウェブサイトは生成AIフレンドリーでもある
    • たしかに言われてみればそうだけど、意識的になれてなかった

kaigionrails.org

TODO: 発表資料を発見したら置き換える

  • 釣りが趣味とのことでシンパシー(自分は夜釣り派だけど)
  • やや特殊な構成のRailsアプリをKamalでデプロイした際に工夫された点を色々と紹介されていたと思う

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  • 設計の仕方を知らない初学者に設計の仕方を伝える方法論
  • 教える側と教わる側のギャップに着目
  • 他のセッションを内容とリンクさせながら広く紹介されていて良かった
    • 各セッションを独立した知識として吸収するだけでなく、セッション同士のつながりについても注意して吸収することで、より体系的な知識に昇華できる期待を持てた

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  • Fat Model問題への現実的折衷案について、螺旋階段的にServiceクラスに近づいたり離れたり
  • コンテキストマップをつくるのが大事
    • そういえば自分はDDDについて特に学んでないことを思い出したので、勉強しても良いのかも

Day 2

kaigionrails.org

TODO: 発表資料を発見したら置き換える

  • 例外業務は設定に切り出しましょう、設定のパターンと選び方を紹介、という内容だったと思う

kaigionrails.org

TODO: 発表資料を発見したら置き換える

  • 第一話試し読みにフォーカスして選定したアーキテクチャとコンテンツ保護の仕組みについて話されていたと思う

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  • 英語のセッションは自分には理解が難しかった……
    • 翻訳スクリーンを見てたらどうにかなるかなと思ってたけど、そんなことはなかった
    • 同時通訳レシーバーを借りたほうが良かった
  • SQLiteを中心とした技術スタック独自の問題について色々とお話されていたと思うが、自信なし

speakerdeck.com

kaigionrails.org

TODO: 発表資料を発見したら置き換える

  • Shopifyで実績のあるFalcon, Async::Jobのご紹介
    • スループットが高い
  • コマンド一発で生成AI向けのMarkdownがリポジトリに配置されていたようで、現代っぽいなと思った
  • 最後はClaude Codeによるライブコーディング
    • スネークゲーム的なインタラクティブ性の高いアプリケーションが出力されていた

感想

自分は今年が初参加だったのだけど、

kaigionrails.org

のスライドが色んなセッションで紹介されていたのが印象的だった。ので、動画を再生しながらこの記事を書いている。

この規模のオフラインカンファレンスに参加したのも久しぶりだったけど、

prairie.cards

を利用されている方をちらほらと見かけて、良さそうだった。

基本的には会場のネットワークを使わせていただいていたけど人が多くなるとさすがに疎通が取れなくなることもあり、そうなるとesaのエディタに入力していたメモが巻き戻ってしまったこともあったので、次は素直にローカルのテキストファイルにメモを取ってみようかと思った。

色んな人と交流ができたのも良かった。三浦半島.rbの方々、現職・前職の同僚、現職のOB/OG、純粋に初見の方、などなど……。 三浦半島.rbでは地域性を軸に色んな方々と交流できる点に良さを感じていたけど、今回は「過去と未来」という感じで、同窓会的な交流もありつつ、新しい出会いもあり、ああこれがコミュニティってやつなんだな、という感じがあった。

やや遠方からの参加だったりもともと体調が微妙だったこともあって体力的にはハードな面もあったけど、参加できて良かったです。 ありがとうございました。

125ccバイク(JC92 グロム)で下道を700kmほど走ってきた

原チャリ初心者が書いています。そのつもりで読んでください。

モチベーション

長期休暇にやりたいことを考えていたら10年前(!)にやった 京都から浜松まで自転車で走った - 下林明正のブログ のことを思い出して、今回は三浦半島から岡崎まで浜松を経由してバイクで走ってみることにした。

知ってる道と知らない道がつながる感じが好きなので、浜松を中心に東西で脳内の道がつながると良いなあと思ったのと、シンプルに125ccで自分がどれくらい走れるのかを知りたかったというのが大きかった。

走行結果

4泊5日で往復してきた。

(ABSランプが点灯しているのは、トリップメーターの写真を撮り忘れてることに駐車後気づいて撮影したからです。)

だいたい

  • 三浦半島・浜松間: 220~260km
    • 行きは箱根越え、帰りは御殿場経由
  • 浜松・岡崎間: 120km
  • あとは合間合間にこまごまとした場所への移動

という感じだったと思う。

事前準備や装備

以前から以下のサイトをNotebookLMに突っ込んで質問しているけど結構便利だと思う。

バイク用品を色々と買い足した - 下林明正のブログも今回のツーリングの準備だった。

デイトナのインナーパンツはかなり良かった。コンビニの車止めなんかも座りやすくなるのも便利だった。

パワーエイジのニープロテクターは悪くはないけど、思ったよりも蒸れる感じがするのが気になった。今時期はまだ暑かったので、半パンとタイツと組み合わせて使っていた。

RIDEZのライディングシューズは基本的には満足してるけど、ある程度歩くならやはりクッション性の高い靴下の方が良い。あと、おそらく長ズボンをハイカット部分に巻き込んで使うことを想定されているのだと思うけど自分はそうしていなかったせいか、ジップアップのあたりが靴下と結構こすれて靴下にダメージが入りがちだった。途中で100均で両面テープ付きの合皮を買ってこすれてるところに切り貼りしたら多少は改善したけど、根本解決には至らなかった。

グローブは帰りにメッシュグローブを買って替えてみたけど、かなり快適になった。涼しさに加えて、行きで使っていたグローブは若干大きめだったところにインナーグローブをつかって調整していたけど、長時間使っているとたわんでいる部分が思ったよりも疲れや痛みにつながっていたことが分かった。 バイクのグローブのサイズはかなりタイトに選ばなければならない、ということが分かった。

バイクで水に浸かりに行く装備 - 下林明正のブログのときのおたふく高級版インナー上下も着てたけど、やはりこれも具合が良かった。ノーマルよりコンプレッションが弱くて透けやすいけど、個人的にはこっちのほうが使用感はかなり好き。走ってれば汗も乾くしまあ良いかと思って着なかったタイミングもあったけど、割とすぐにやっぱ着てないと汗が乾いたあとの感じが気持ち悪いな……となった。多少の肌寒さにも抵抗があったと思う。

タイツは前開きの方がおすすめ。

レインウェアに関しては速度が出ているとフードで本当に首が苦しかったので、次はフードを取り外せるものにしたい。ついでにベンチレーションも欲しい。

全体的に、夜に水で洗って翌日乾いているくらいの速乾性があると楽だった。 その点に関してはバイクウェアは大して速乾性が無いものが多いように感じるのはやや不便(諦めて洗わずに使っていた)。

パンク修理キットも一応買っておいてヘッドライトも積んでおいたけど、使う機会がなかったのは幸いだった。

細かいところとしては、目薬やタイガーバームも役に立った。

あと、事前に何度か試走しつつレバーやステップを調整したり、ライテクについて勉強しておいたのもかなり大きかったと思う。 本は古いけどこれを中古で買って読んだ。

走り始めたころと比べてかなり疲れにくくなった。 全身がおおむねいい感じの疲れ方をするようになったと思っているけど、右手首を少し痛めてるのはなんとかしたい。要勉強。

プランの立て方

ルート選び

基本的な考え方

125ccは通れない道がいくつかあることは事前調査で分かっていたけど絶対にミスすると思ったので、ツーリングサポーターの有料プランに加入して基本的にはそれを活用していた。ツーリングサポーターは排気量を考慮したルート検索をしてくれるのが原付二種乗りにとって圧倒的な優位性がある。

ただ、こまごまとした部分で使いにくいと感じるところも多く、普段使いは正直しないかなと思った。ので、有料プランに加入後即解約処理をすることで、間違いなく1ヶ月間だけ使うように工夫した。 今後もロングツーリングをするときだけ有料プランに加入すると思う。

1時間に一度は休憩するようにしたかったので事前に休憩地点を色々調べて経由地設定していたけど、正直そこまでしなくても良かったかなと後で思った。 三浦半島から小田原へ行く間が異常に休憩地点が少ないので事前調査が必要なだけで、普通は道の駅やコンビニが途中途中に挟まるのでそこで休憩すれば良さそうな印象だった。

地元民の知識に頼る

走るエリアの道路事情に詳しそうな友達がいれば、事前に話を聞いたほうが良いと思った。

自分の場合は例えば、行きは国道23号を通ったときに原付進入禁止の標識が出ていたけど正確には50cc以下進入禁止ということで大変紛らわしいと愚痴をこぼしていたところ、そもそも125ccだったら帰りは国道23号なんか走らずに県道37号から国道473号(オレンジロード)を南下して国道1号(あるいは国道23号)に合流したほうが良いんじゃない?というアドバイスをもらい、実際に走ってみると本当にそうだなという感じだった。

多少走行距離は長くなっていたと思うけど、景色は良いし、ゆったり走れたので、体験がかなり良かった。 このあたりはまだルート検索アプリでは十分にカバーできていないと思う。 もしかしたらツーリングマップルとかああいうのを買うとまた違うのかもだけど、自分は読んだことがないので分からない。

好みの道を走る

走ってみて、自分は林に覆われた峠道よりも、視界が開けたなだらかな山道の方が圧倒的に好きだということが分かった(自転車のときもそうだった)。

峠道は125ccだと正直流れに乗るのも厳しいし、道路が濡れてると限りなく危険だし、単純に寒すぎるし、林以外ほぼ何も見えないので、あんまり走りたいと思えなかった。 特に箱根峠は観光バスで詰まってる場所があったりと、全体的に厳しかった。 他にも逗子~江の島もたいてい渋滞してるので、観光地は基本的には避けたほうが気持ちが良さそう。

時間と天候

夜間走行は速度が出ていない場所ならそこまで恐怖は感じなかったけど、静岡の国道1号なんかは流れが速かったのでなかなかの恐怖体験だった。 夜間走らずに済めばそれが一番良いけど、それが難しそうならあえて流れの遅い道を選ぶのもありかなと思った。

あとあんまり考慮できてなかったけど、通勤時間帯は道が混みがちだった。できれば通勤時間帯に長めの休憩を被せるようなプランニングができると良さそう。

また、今回はなんとかうまく雨を避けられたので良かったけど、やっぱり流れの速い道や起伏やカーブの激しい道でもし降られるとかなり危険だと感じたので、夜間走行同様にルート選びの際に考慮したほうが良いと思った。

今履いてるタイヤも調べてみると特に路面が濡れてるときのグリップがかなり評判が悪いので、できればもっとグリップするタイヤに替えたほうが良いのだと思う。

距離と疲労

個人的にはだいたい250km/dが上限かなと思った。 実績で25km/hくらいのペースで移動していたので、休憩込みで12時間ほど走るとそれくらい移動できる算段。 気持ちよく走りたいならさらに半分の125km/dくらいかなという感じもあった。

あと、自分は就寝環境に対してかなり神経質なので、基本的に外泊していると疲労が蓄積されていくという問題がある。 なので後半の日程ほど本当は距離を短くしたほうが良かった。 今回は雨を避けるためにやや強行軍気味に帰ってきたけど、エナドリやガムで眠気を誤魔化しながら走る感じで厳しかった。

バイクで移動できるというメリットを活かして適当な宿を当日予約して行くという手も使えそうだったので、最悪飛び込みで一泊するという選択肢は常に持っておいたほうが良いと思った(今回は長く雨に降られてかえって危険な可能性がありそうだったのでやらなかったけど)。

インカム・ナビ運用

インカムのバッテリーが2時間くらいで切れてしまうので、休憩ごとにモバイルバッテリーで充電するようにしていた。

ただ、なぜか電源ONのまま休憩して戻ってくるとつながっているはずなのに音声が入らないというトラブルが何度かあったので、

  • 休憩時の電源ON/OFFは必ずする
  • 走行開始時に音声案内が流れることを確認する

ということを後半はするようになった。

また、自分はスマートモニターを使っているのだけど、これが大変操作しづらい。 そしてこれも気づいたら北向き固定表示になっていたり、よく分からない地点をずっと固定表示したりしてうっとうしかったので、走行開始時に問題なさそうか確認するようになった。

とにかく、走行開始時にはナビがちゃんと機能しているか確認したほうが良かった。

そして富士から御殿場に行く際に経由地点が間違っていることに気づいて登録し直したら、意図に反して峠道を走るルートになってしまったトラブルもあった。スマートモニターだけ見ていてこれに気付けなかったので(そもそも、そうなることを防ぐための経由地点も設定してたのだけど、それでも峠道を通るルートが選ばれてしまった)、できれば毎回検索されたルートが正しいか確認した方が良いのだと思う。が、正直めんどくさいので、ちゃんと地理を覚えて標識を見て早めに気づきましょうというのが現実解かなと思った。 自分はなんかやたらと勾配が続いておかしいな?と思ったらすでに引き返すには行き過ぎていたので、あきらめた。

感想

走り終わった翌日にドラレコ映像を見返したりしながらこの記事を書いている(ちなみに、SDカードの空き容量はまだあったけどなぜか最序盤の動画が消えていた)。楽しかったといえば楽しかったけど、キツかったといえばキツかった。 次があるとしたら、バイクをいじったとか、そういう試したいことがある場合かな……? まあ、まずは一度くらいは沼津で一泊するパターンも試してみても良いかも。

とはいえ、宿泊を前提に伊豆とか、フェリー経由して房総半島に行くとか、そっちのほうがリアルな感じはする。

愛知や静岡を走ってるときはもっとパワーのあるバイクに乗ってみても良いかもなと思ったりもしたけど、神奈川に戻ってくると道がどうしようもなく詰まっているのでやっぱり基本的には125ccで十分だなと思った。

とはいえ高速道路や山道を走りたくなることもたまにはあるだろうから、原付二種免許を取るときに考えていた通りそういう用途ではまずは自動車免許を活用すると良さそうと改めて思った。またそのうち脱ペーパードライバーを試みたい。

バイク用品を色々と買い足した

shimobayashi.hatenablog.com

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このあとに一度往復110kmくらい走ってみて、長距離を走るときの課題感が色々と見えてきたのでバイク用品を色々と買い足した。 あんまりお金を使いたくないと思いつつ、アクティブセーフティーという魔法の言葉で購入する敷居が下がっている状態。

またNAPSで店員さんに色々と話しを伺いながら買いました。 バイク知識無さすぎなので色々お話してもらえるのは納得感を得る上で本当にありがたいです。 ぶっちゃけそんなに販売価格は安くはないと思いますが、フィッティングもできるものはできるし、全然その分のプレミアムは払って良いと思っています。

今使っている革グローブが(中古で買ったので)Lサイズだったんですが、長く乗ってるとややフィットしてない感じがしたのと、さすがに炎天下だと手汗も気になって、調整用も兼ねてインナーグローブを買ってみました。 冬用のインナーグローブはすでに釣りで使ってたものがあるので、オールシーズン運用できると期待。

店員さん的には、インナーグローブは指先の感覚とかが変わってしまったり、中でズレる感じがするのであまり好みではないとのことだった。 けどまあ好み次第ですねということだったので、そんなに高いものでもないしとりあえず買ってみた。

自分が買ったのはMサイズです。

前回は自転車用のレーサーパンツを下に履いて走ってみてかなりの効果を感じたんですが、もともとインナーとして履く物ではないので若干不快感があったのと、滑り止めのゴム部分に擦れてた箇所が後日かぶれてしまったので、バイク専用品を買ってみました。

特に長時間走るときは自分は尾てい骨が痛くなりがちなので、入ってるゲルザブの厚さはレーパンの比じゃないしさらなる快適性に期待。 ロードバイクに乗ってたときもそうですが、ケツ痛が一番の敵だと思ってます。

店員さん的には、中にはくぶんどうしても快適性は(外付けのゲルザブなどと比べると)落ちるというのと、トイレのときなどに大変、ということはおっしゃっていた。 まあこのあたりは、自分は普段は短距離しか乗らないので稀に必要なときだけファッション観点もあり目立たない形で着用したいという、ニーズの違いもあるかなと思った。

外付けのハードプロテクターを使ってたんですが、ベルトの調整がめちゃくちゃ難しかったり、使ってる内にズボンがずり上がってきたり、内膝が痛くなってきたり、ニーグリップ時に違和感が強かったりと、個人的にはあんまり長距離では使いたくない感じでした。 近場の移動で防御力が不安なときとかは簡単に脱着できて良いんですけどね。

なのでソフトタイプでクッションパンツと干渉しないインナープロテクターを買ってみました。

店員さん的にはこういうタイプの製品はどうしてもずり落ちてくる問題があるので本来はタイツ型のインナープロテクターがおすすめだけど、たしかにクッションパンツと両立できないですねとなった。 あとは季節ごとにライディングパンツを用意するというのも本当はおすすめだけど、自分はちょっとそれはコスト的に……となりました。 ベルトで留めるタイプは結局ズレてきてしまうらしい?ということで、比較的ズレにくいらしい滑り止めがついているタイプの中から自分の足に合ってそうで、プロテクターが擦れたりもしなさそうなこちらを選んだ。

ただ滑り止め部分がかぶれてしまう懸念もあるため、冷感タイツの上から付けたほうが良いかも、ということだった。 このあたりは試してみた結果次第となりそうですね。

CE規格じゃないのがやや気になりますが、まあ高速道路は走れないので、多分必要十分なはず。きっと。 あとあとで気づきましたがプロテクターを取り出せない構造な気がするので、洗うときは手洗いとかになりそうです。

あと密かに、渓流釣りでのプロテクターとしても使えないか?と期待してたりもします。どうだろう。

ライディングシューズだと操作しやすいらしい?というのと、足回りのプロテクターが入っているということと、防水タイプにするとロングツーリングに挑戦してても雨の日も多少安心そうということで、結局買いました。 本当はスコイコというメーカーのやつが安くて良さそう?だったのでそれを探そうと思ってたんですが、ほぼ在庫がなかったので今回は選択肢から除外して、これになりました。 インナーソールのかかと部分に露骨にクッションが入ってるのは初めてだったのでおもしろかった。

ただまあ正直そんな頻繁に長距離走ったりはしないんで、ワンチャン普段遣いできそうなやつにしました。 ハイカットの靴は持ってなかったので、防水性と合わせて雨の日にスニーカーと長靴の中間的な運用とかはできるかな?とか、冬の時期に防寒性も兼ねた靴として使えないか?という淡い期待。もし歩きにくかったらちょっと普段遣いは厳しいと思いますけどね。 あとはそんなわけで、お値段もそこまで高くなかったのもありがたかったです。

店員さんと話してた感じではBOAタイプだと歩くときはちょっと緩めたりすると結構歩きやすくなっていいですよということだったけど、見た目や予算や在庫の関係上でBOAタイプの靴は今回は選びませんでした。

また、普通の靴だとペダル操作するときに靴は凹むので足で押すって感じになるのが、ライディングシューズだと靴がハードなので靴が押してくれる感じになり、ペダルとの距離感が縮む感じがするらしい。 ソールが硬いのでステップに足をおいてる間も楽という話もあったけど、まあそのへんはローカットのトレッキングシューズをよく自分は使ってるので多分大差は無いと思う。おそらく。

あ、あと靴のサイズは26.5cmなことが多いんですが、これは26cmが良かったです。結構メーカーによってまちまちらしいので、絶対試着したほうが良さそうでした。


そんな感じで割と装備も整ってきたなという感じです。 あと何か買うとしたらヘルメットをもっとちゃんとしたやつにするというのがありますが、いいヤツは本当に良いお値段がするので悩み中。

エルデンリングをクリアした

エルデンリングとは、これです。

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いまさらクリアしたからどうしたという感じではあるけど、とりあえずなんか書いておきたくなったので適当に書いておく。 ネタバレするかも知れないので嫌な人は読まないほうが良いです。

ダークソウル3とかはクリアしたはずだけど特に感想文を書いてないっぽい https://shimobayashi.hatenablog.com/entry/2022/02/11/195528

らしい。多分20年代はじめてクリアしたソウルシリーズだと思う。 ちなみになぜかダークソウル2だけは感想文が残っていた

3月末くらいからプレイして、昨日とりあえずラスボスを倒した。 プレイ時間としては今回のキャラクターは97時間くらい。以前一度挫折したときのプレイ時間と合わせると149時間やってたらしい。

攻略情報を見ることは前提という印象

エルデンリングは、2022年ごろに一度挫折してしばらく放置していた。ソウルシリーズは基本的に初回はなるべく攻略情報を見ないでクリアするプレイスタイルで遊んできたけど、それだとだるくなりすぎて挫折してしまった(他にも、当時使っていたPCが低スペで単純に遊びづらかったというのもあった)。

個人的にソウルシリーズはある程度攻略情報を前提としたデザインになっているように感じているけど、エルデンリングは特にその傾向が顕著だったような気がする。

というのも、エルデンリングは平たく言えば「レベルを上げて物理で殴る」でなんとかなる状況がかなり多かった一方で、じゃあ効率良くレベルを上げる方法は?とか、このビルドに合った強い武器はどこで手に入る?とか、キャラクターを強くするための手段については調べないと普通は分からないということが多かったような印象があるからだ。

それ以外のストーリー的な面でも、オープンワールドと多くを語らないスタイルが相まってか、普通に進めてるだけだと全然分からない・気づかないことがすごく多かった感じもある。

それならそれで探索が楽しければ全然問題無いとは思うけど基本的には高難易度なので、苦労して探索したけど自分にはなんの用もない武器を拾えただけ……とかになりがちで、テンポが良くなかった。

そんなわけで、攻略情報を見てないと個人的にはやってられなかった。

AI時代のソロゲー攻略術

そもそもなぜ攻略情報を見ないようにしていたのか?というと、攻略情報を見ながら遊んでいると没入感を妨げられるし、作業感が増してしまうからだ。

もちろん、実際には「知っている」と「実際に対処できる」には大きな隔たりがあって、その隔たりを越えていくところにも楽しみはあるわけだけど、楽しむ余地が狭められている感もやっぱり否めない。

とはいえ先述のように攻略情報なしではやってられなかったので、渋々攻略情報を見ながら遊んでいた。 しかしやはり攻略情報を見ていると、見るつもりのなかったネタバレが目に飛び込んできたりして、あまり体験は良くなかった。

ところがある時、エルデンリングをクリア済みの同僚と話しているといい感じに情報をマスクして教えてもらえることに気づいた。 自分がエルデンリングを楽しむために必要なのは、エルデンリングに詳しいオタクだと分かった。

そして、AIを使えばいつでも話しかけられるオタクをつくれるのでは?と思って、実際に攻略情報を引っ張ってきてAIに食わせて(RAGってやつ?)それらしいシステムプロンプトを与えてみたところ、まあまあそれっぽい感じになった。

AIとの会話風景

セリフが変なのは、ネタバレ回避とファンタジー世界に合わせるために曖昧な喋り方をあえてさせているから。誰にも巫女無しなんて言わせねえ。

ちなみに個人的に試した範囲内では、マイGPTでChatGPT o3が一番返答内容が良かったです。ClaudeのプロジェクトでClaude Opus 4.1とかも試してみたけど、あんまりだった。

後半に進んでからやったので実際はそこまで活用できなかったけど、序盤からやってたらもっとゲームを楽しめていたんじゃないか、という気がする。ハルシネーションも昔の攻略本にあった嘘情報みたいな感じでまあ許容できなくもない。

ただいくつか問題はあって、入力した攻略情報が多すぎるせいか回答の生成にやたらと待たされるのと、推論過程では特に情報をマスクしてくれないので見てると不意のネタバレを食らうのと、そもそも入力する攻略情報を試行錯誤する過程でネタバレが目に入ってしまう問題などがあった。

そんなわけで、誰か攻略Wikiならぬ攻略AIの提供をよろしくお願いします。マジで。

プレイ日記を細々と書き続けたのも良かった

身内のCosenseに書くと通知が流れるようにして、サボってると(別に誰も怒らないけど)バレるようにしたり、あわよくばアドバイスをもらおうという動きをしたのも良かった。

プレイ日記の様子

実際、2週間くらい間が空いてしまったタイミングも何度かあったけど、過去の日記を見たら何をやってたか思い出せてよかった。 オープンワールドということで後回しにすることも多かったので、TODOリストをつくって書き留めていたのも便利だった。

正直これまでのソウルシリーズだったら手が操作を覚えてないと話にならなかったと思うけど、エルデンリングに関しては先述のように「レベルを上げて物理で殴る」で済ませられる部分が大きい感じだったので、間が空いてもまあなんとかなった。

まとめ

なんかゲームそのものよりも周辺の話題で盛り上がってしまった。まあ、自分が今後大作ソロゲーを遊ぶうえでキーになる要素だと思ったので勘弁してください。

周辺ついでに書くと、バルダーズゲート3に続いて大作ゲームを遊ぶ時間とやる気をひねり出せるようになったのも良かったと思う。

続けて何かゲームをやろうと思っているけど、多分サイバーパンク2077をやってみると思う。もともと気になってたところにちょっと前にアニメも観ておもしろかったので。ただ、同じスタジオのウィッチャーは過去に遊んで肌に合わなかったので、途中で投げる可能性も全然ある。

エルデンリングのDLCも気にならなくはないけど、ちょっとエルデン疲れした気がするのでまた気が向いたときで良いかなという感じ。 ナイトレインも評判良さそうだけど、オンゲは精神衛生に良くない気がするので見送り予定。

とりあえず攻略情報をみながらレベルを上げて物理で殴れば多分なんとかなるので、ソウルシリーズに興味がある人はやってみると良いと思います。

マテ貝ストロングスタイル

マテ貝といえば、穴に塩を撒いて飛び出てきたところを抜き上げるイメージ。 しかし素手で掘って抜くやり方があるらしい。まさにストロングスタイル。

自分も挑戦してみたところ、1時間くらい?で食べるには十分な量が獲れた。

収穫されたマテ貝

終わってから調べてみたら、解説してくれている動画を見つけた(やる前に見ておけば良かった)。

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自分の場合はこれに加えて、

  • 深さは40~50cmくらいまでがんばって掘る
    • あまり浅いところでは見つからなかった
  • マテ貝は群生してるので、鉱脈を見つけるのが大事
    • 面いうよりは線で群生している感じだった
      • ので、鉱脈からズレたと思ったら戻ると良いことが多かった
      • 横方向だけではなく、縦方向にも探る
    • 最低でも3本くらいはいるし、うまく続けば途切れることはないくらいの雰囲気だった
  • 素手はさすがにキツいのでニトリルグローブで防御
    • ただし破れてくるので交換は前提
      • 交換をめんどくさがってやってたら爪がボロボロになった
    • 破れやすかったりフィット感が足りてなくて砂でパンパンになるものもあったので、頑丈でキツめのニトリルグローブが良さそう
      • 軍手だと網目から砂が入ってキツかったらしい
      • このあたりは他にもっと良いものがあるかも知れない

という感じだった。

おそらくこの方法の最大のメリットは、誰もやってないところにアプローチできるという点にあると思う。 一般的な塩を撒く方法が通用する場所は基本的にファミリーでいっぱいだったのでなかなか厳しそうだった。 ただ、当然濡れながらやることになるので防寒には注意。今日はたまたま冷え込んだ日でキツかった……。

次にやる機会があれば、以下のようにしてみたい

  • 極力誰もやってなさそうな場所でやる
  • 動画のように10~15cmくらいを広く浅く探って、群生地を見つけるところからはじめる
  • 群生地を見つけたら、鉱脈が途切れるまで探す
  • 手を保護するためにも、深く掘るときは熊手を併用する
  • 貝をいれるビクは口が常に海水に浮かぶようにする
    • 自分は口が浮くビクを使ってたけど腰にぶら下げてたせいで捻れて口が閉まりがちだったので、長めのロープとかで常に浮かぶようにした方が良さそうだった
    • 何度かマテ貝が脱走して、マテ貝ってこんなふうに泳ぐのか!と感動した
  • 防寒具は念の為多めに持っていくか、明らかに暑いくらいの日に行く
  • 噴霧器があると体を洗うときに便利そうだった(足洗い場は使えたが、シャワーは使えなかった)

個人的に潮干狩りといえば、すでに他界した祖父に小さい頃に連れて行ってもらったイメージで、いい印象しか無い。 ただ、やっぱり色々と準備と片付けが面倒なのでやってなかった。 でも今回やって少し分かって心理的な障壁は下がったので、またたまにはやってみても良いかも。