下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り を観た

ちょっと前に気づいたら上映が終わりそうになっていたので、磯遊びをしてクタクタになった身体に鞭打って観に行った。ちなみにこの記事が公開されてる時点ではすでにほとんどの映画館で上映は終わってると思う。

dd-movie.jp

最後に映画を観たのは、多分2020年のミッドサマーが最後だったと思う。なので3年ぶりに重い腰を上げて観に行ったということになる。

観ようと思った理由としては、最近なぜか身内でD&D(5版)を遊んでいるということと、

diehardtales.com

この記事を読んで興味を持ったからだった。 (ちなみに自分はD&Dのことはさして知らず、あとは昔数えるほどパスファインダーRPGを遊んだことがあるとか、その程度。)

この記事にわざわざ自分が付け加えて語るべきことは何も無いけど、個人的な備忘録として思ったことを羅列しておく。

  • ザ・良質な映画という感じ
    • 笑いあり涙あり、下品すぎず上品すぎず、仮にD&Dを知らない人でも楽しめるような内容だったと思う
    • まあしかし、前評判でハードルが上がりすぎていた感じは否めない
      • おもしろかったし観て良かったけど、超最高!!脳が爆発した!!というほどでは正直なかった
  • D&Dやその他TRPGを遊ぶ上で他のプレイヤーと共通のイメージを持てた
    • 特に、D&Dにおける秘密結社的なものの扱いのテンションを掴みかねていたので、参考になった
    • これはファンタジー映像作品全般に言える
      • 最近?だとゲームオブスローンズとかもそういう気持ちも持ちながらみてた
  • TRPGプレイヤー視点でみると、DMもPLもめちゃくちゃスキルフルだし、若干おふざけの入った世界観は良くも悪くもTRPGという遊びの度量の深さを示していると思う
    • 実際の一般的なプレイで前者のクオリティを実現するのは多分かなり難しい
      • DMやPLが事前に網羅的に準備するのは現実的と思えないので即興が求められるけど、即興であんなに色々と思い浮かんだりしない。考えすぎもテンポを阻害してゲーム全体としてはダレる
      • 一方で、TRPGはDM/PLの機微次第で思いがけない展開を楽しむことができる、という点の表現としてはかなり良かった
      • セクシーパラディンが割と無理矢理離脱していったのも、セッションみの演出と受け取っていた
    • 一方で、後者はDMの心構えや前準備次第で実現可能性はありそう
      • 逆にシリアスにしてみたり、サバイバルな感じにしてみたり、色々と味付けの余地がある
    • これは、デジタルカードゲーム時代にデッキ構築を面白くする手法を考える|Jey.P.|noteで読んだところの「研究」みたいな概念が生きている世界だな、と思ったりもした
      • もちろん対人ゲームではないので意味合いは全然違うのだけど、印象として

ちなみにパンフレットらしきものが公開されていたので興味がある人は読んでみる良さそう。