ケース1: ドライヤー
2000円くらいの安物のドライヤーをずっと使っていたけど断線して大変なことになったので、同居人の希望で超高級ドライヤーにリプレースされた。
謎の機能が色々あるのは結構なことだけど、普通のドライヤーは持ち手のあたりのスライダーを動かせば電源OFFから温風冷風までシームレスに操作できていたのに対して、高級ドライヤーは電源ボタンを押して、モードボタンを押して、センシングボタンを押して……といった具合で操作がめんどくさすぎる。髪の毛は若干いい感じに乾くような気がしないでもないが、自分はあまり興味がないので割りに合ってない。
「n-clickを1-clickにすると商売になる。1-clickを0-clickにすると革命になる」と言ったものだけど完全に逆行していて、価格が15倍くらいになったんだからなんかもっといい感じにしてくれと素朴に思う。
ケース2: 電気ケトル
新卒のころに先輩からもらった電気ケトルがなぜか水漏れするようになってしまい、漏電が怖いので買い替えた。 よくお茶を飲むので、深く考えずに温度調整できるものを買ってみた。
以前の電気ケトルは持ち手の方に加熱ボタンが付いていたので水を入れながら電源を入れて台座に設置してあとは待つだけ……という形で非常にスムーズだったのだけど、新しい電気ケトルは加熱ボタンが台座の方に付いているのでスムーズさが低減してしまっている。
温度調整の機能をケトル側に持たせるのは無理があるので台座の方にインターフェースが集中するのはメンタルモデルとして理解できるけど、それにしても毎日何度も使うものなのでちょっと気になってしまう。
特にまとめとかはない
高いお金を払ってめんどくさい感じだと、触るたびにちょっと残念な気持ちになってしまう。 操作が単純というのも機能の1つだよなと思った。
最近思い切って廊下とかの照明カバーを全部はずして人感センサー電球に替えたんだけど、見た目の最悪さを上回って0-clickなのは気分が良い。どうでもいいことは全部0-clickであってほしい。