下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

リモートワーク環境とゲーミング環境をコスパ良く同時に快適にした

普段はリモートワークとゲームを別々のPCでやっているんだけど、ふとUSB切替器を使って両方のPCでデバイスを使えるようにしたらコスパが良いのでは?と思い試してみたところ、うまくいった。

USB切替器

今回の肝。

USB3.0のものではなく、あえて枯れてそうなUSB2.0の切替器を買ってみた。 正直USB切替器がまともに動くイメージが無かったのだけど、今の所完全に期待通りに動いているように見える。

切り替えボタンだけ分離しているタイプもあって悩んだけど、結局今がどっちのPCに繋がっているのかわかりにくいというレビューをみて、一体型を選んだ。

あと大事な点として、バスパワーではなくてセルフパワーでも動かせるというところがある。やっぱ色々機器をつなぐとバスパワーだと電力が不足すると予想したし、オーディオ機器とかは電源が安定してないと結構変な音になったりする印象だったので、セルフパワーは必須要件とした。

最初は手持ちのデバイスでしばらく動作確認して、問題なく動いてそうだったので他のデバイスを買い足していった。

DAC+イヤフォン

DACは大昔からProdigy Cubeを使っているけど、今はもっと良いものが色々ありそう。

Prodigy Cubeの便利なところとしてはスピーカーとイヤフォンを両方つないで前面にあるボタンで出力先を切り替えられるところがあって、これのおかげで普段はスピーカーで集中したいときは遮音性の高いイヤフォンに付け替えたりできている。

イヤフォンは中古のSE215本体のみとマイク付きケーブルを購入した。 個人的にゲームに限らず日常用途でも遮音性を求めているのと、ゲームでも使いたかったのでよく使われているSE215を買ってみることにした。 (ノイズキャンセリングイヤフォンのQC20をこれまで使っていたけど、声は消してくれなかったり手持ちのPCと相性が悪いのか謎のノイズが乗ったりしていたので、今回は普通のイヤフォンを買ってみることにした。)

なんかこの青い透明のSE215がかっこいいから欲しかったのだけど、マイク無しケーブルバージョンしか見当たらなくて、リモートワークやゲームのことを考えるとマイクが欲しかったので別々に買うことにした。ちょっと安くなるし。 (このマイクに関しては、別途据え置きマイクを買ったので最終的には不要ではあった。)

ちなみに中古のSE215は変なところで買うとパチモノとか掴まされそうで怖かったので、eイヤホンの通販で買った。

ゲームでは以前はゲーミングヘッドセットを使っていたんだけど、頭がでかいせいで締め付けられて痛くなっていたのがなくなって最高。足音を聞く性能とかも全然問題ないです。 イコライザーがProdigy Cubeにはないので、そこだけはEqualizer APOってやつを使ってなんとか凌いでいます。

マイク+骨伝導ヘッドセット

以前軽く調べたときに評判良さそうだったのと、金銭感覚が比較的近そうな同僚がこれの上位モデルを買っていたのでこれにした。上位モデルは七色に光るようになってUSB-C端子になっただけという噂なので、5000円の差額を考えると下位モデルで十分だと思う。

ミュートにするボタンとか、ゲインを調整できるつまみだとか、結構使いやすくていいと思う。音質の方は、ちょっと良くなったくらいかな?らしい。指向性はかなり強いみたいで、以前入っていたようなノイズ(ドライヤーの音とか)は入っていないらしい。

ただ、1Lペットボトルくらいのデカさがあってかなり威圧感がある。ディスプレイアーム使ってるから上に上げれば良かったけど、セカンドディスプレイと被ってるので結構邪魔。 マイクアームを買えば解決しそうだけど、結構高いこともあってまあ追い追いで良いかとなっている。

あと、会議とかはずっとイヤフォンしてるとすごく疲れるので、このマイクと以前買っていた骨伝導ヘッドセットを組み合わせて使っている。

骨伝導ヘッドセットだけで良いじゃんと思うかも知れないけど、Bluetoothでマイクとリスニングの両方を使おうとすると帯域の関係でめちゃくちゃ音質が悪くなって疲れるし、マイク自体の性能もさほど良くないのでリスニングだけに絞れるのは結構快適。

今回は気合を入れて高いマイクを買ったけど、実はもっと安いマイクでも良かったのでは?という疑惑はある。

使ってはいないので真偽不明。

ウェブカメラ

なんかL字型に座る(相手から見て斜め方向に座る)のが良いみたいなやつがあると思うんですが、あれがやりたくて買った。 ノートPC内蔵カメラだと正面から見上げるアングルにしかならなくて威圧感があるので、あまり良くないと思っていた。

ウェブカメラはもっと安いやつでも良かったけど、まあ買ったらしばらく買い換えないものだと思うので、ちょっと良いやつを買っておいた。フラッグシップモデルはこれの2倍くらいの値段だったのでまあさすがに要らないかなと思ってやめた。 720pだと60FPS出るみたいなので、急にVTuberとかになりたくなっても安心感がある。

使ってみたところ「信頼できる専門家感が出ている」といったコメントをもらっており、8000円で専門家感が出せるなら安いものだと思う。

まとめ

個人的にはリモートワーク続けていきたいと思っているので、リモートワークに投資しないのは変だなと思って投資してみた。 多分、声質の良さとか、映像の良さみたいなのはリモートワーク下における影響力の発揮のしやすさみたいなところに繋がってると思うので、金で影響力を買ったみたいな気持ちでいる。

ゲームに関してはイヤフォン以外は正直そんなに意味ないと思うけど、まあ快適に遊べるようになったので悪くはないんじゃないかと思う。 自分は結構ノイズとか気にするタイプなので、一緒に遊んでる人の音質が悪かったりノイズが乗ってたりしたらかなりイラツイてしまう。 たまにやるリモート飲み会みたいなのも、これまではウェブカメラが私用PCにつながっていなかったのでスマフォをウェブカメラにするやつとかがんばって使ってたけど、そういうのも不要になって安心感が出てきた。

色々買って総額まあまあお金がかかっているので、リモートワークのためだけとかゲームのためだけとかだったらちょっと出せないな……と思ってここまできていたけど、USB切替器がまともに使えることが分かって両方に使えるならコスパ2倍!!という気持ちになって買えてよかった。

あと、使わなくなって眠らせてたイヤフォンとかをメルカリってやつを使い始めて売り払えたのも微妙な後押しになった。最初は戸惑ったけど、2~3品目くらいからはまあまあ気軽に売り払える気持ちになれて便利だった。今回買ったものは全部使い続ける予定だけど、買ってみてダメだったらメルカリで売ればまあ良いか……という気軽さもあった。

そんなわけで、USB切替器を起点にしてデバイスを充実させるのは個人的には結構おすすめでした。