- 例えば「老後にはとにかくお金が必要」と言われてもいくら必要なのか分からないので、無限の不安をずっと抱えながらがんばってお金を貯めることになる
- 他者と相対化して推し量ることしかできないが、上には上がいるし下には下がいるのでこれはあまり役に立たない
- 上位5%に入っていれば大丈夫とか、そういうこともここでは判断できるだけの情報が無い
- これが例えば「老後には2000万円必要」になると、その目標と照らし合わせて考えれば良いので不安は有限だったり合理的になる
- 老後というと遠すぎるので、これをもう少し期間を刻んで計画に落とし込むとさらに安心できる(30才時点で貯金額いくら、40才時点でいくら……みたいな)
- 別にこれは老後資産に限らず、不安を感じるような多くの物事に使えそう
- 他人と比べるのをやめたいと思ったら目標や計画を立てると良さそう
- 働いていると目標とか計画というと目線を上げさせたりケツを叩くための道具=不安感や不満足感を植え付けるための道具というイメージがあるけど、それはそういう使い方をしているだけで、安心感や自信を得るための道具としても使うことができる