もともと買ったばかりの20月下美人メバルのグリップをミスって欠けさせてて気になってた。
最近のライトゲームロッドってリアグリップに小さいEVAついてるだけじゃないですか。
— チキュー (@chikyu523) 2021年5月31日
あれほとんどの場合、性能が理由じゃ無くてカタログ重量の為なんですね。テスター側は普通のグリップ付けてくれと言ってます。
複数のテスターさんから同様の話聞いたので間違いない(⌒-⌒; )
ふむふむ。
まあたしかにもともと先重り感があって気になってたのだった。 柵があるところでやったり、なんかよく分からんけど立ててる方がアタリを取りやすい気がするので、基本ロッドは立てたいんですよね。
グリップそのものを交換する方法があって、多分これが一番キレイに仕上がる。
けど部品を買うところからしてめんどくさいし結構コストもかかるので、他の方法を探してみたところ
熱収縮チューブを使うのが楽そうなので良いなとなってやってみることにした。 欠けてるところは適当にスポンジでも詰めてチューブで覆えばまあいいだろという雑な感じでやることにした。
写真がなんか縦方向になってた。
完成。
もとのバランスはこんな感じ。18フリームス2000を装着。
改善後はこう。
重心が結構変わってますね。 以下Tips
- ドライヤーで十分できる
- 熱収縮チューブの取り扱いはちょっと慣れがいるなと思ったので、最初からうまくいくと思わないでやった方がよさそう
- どれくらい縮むかとかよくわからないので、収縮させてからカットして形を整えるほうが良いと思う。ただそのやり方だと完全にきれいには仕上がらないので、まあそういうものだと思ってやること
- 糸重りをグリップ全体に巻きすぎると端のほうが熱収縮チューブが縮みきらなくて見えてださいので、ほどほどの量にしたほうが良さそう
- 熱収縮チューブは50%くらいしか縮まなくてフィットしないと意外と気になるので、なるべく細いサイズを買ったほうが良い
- 実は微妙に1mmくらい隙間があって気になる。先にビニールテープとか巻いて太くしとけば良かった
- EVAに糸重りをつけてドライヤーで熱するとEVAが糸重りの熱で溶ける?変形する?ので、そのつもりで
- 板オモリだったらもしかしたらもう少しマシなのかも知れない?不明
- ナイフで作業したけど切れ味の問題でカッターナイフの方が良かった気がする
実際に竿を使ってみて気になったこと
- 先重り感は期待通り改善されてグッド
- キャストしたときに竿尻に重りがあるのでちょっとブレる感じがするかも。これは僕がキャスト下手なのも大きいと思うけど
- EVAよりも若干すべる感じがするので竿を立てかけるときとかは注意
- 隙間から海水が入って糸重りが錆びたりしないか心配
- まあ施行はそんなに手間がかからないので、そのときはやりなおしたらいいかなと思っている
こんな感じかなあ。 先重り感が気になるけど手間もコストもかけたくない場合は、見た目とのトレードオフになるけどおすすめできます。
2022/11/13追記
やたらと時間をかけて試行錯誤した結果をメモっておく
- ドライヤーで十分できるとか書いてたけど結局コンロであぶってる。一度あぶりすぎて熱収縮チューブが裂けたので注意
- 前回は手元重心になるように30gほどオモリを追加していたようだったけど、その後しばらく使い込んでみたところキャスト時に振り抜いた後に竿尻が振動するような感覚があった。別に実用上の問題は無いと言えば無かったけど気持ち悪かったので、今回15gほどにオモリを減らしてみた
- まあ、30gのメタルジグが竿尻に付いているようなものだと思うと、そりゃそうかという感じがする
- もしかしたら感度にも悪い影響が出るレベルだったかも知れない
- 板オモリを試してみたけど、グリップにテーパーがかかってるのでむしろ糸オモリよりもきれいに巻くことができなかった。テーパーがかかってる場合は糸オモリの方が良さそう
- これも少し考えれば分かることではあった
- 熱収縮チューブはよくできていて、収縮は直径が縮む方向にしか起こらないので最初からきっちり必要な長さ分だけ切ればきれいに仕上がることが分かってきた
- 熱収縮チューブの縮んだ後の直径も大体50%くらいで(元径の40%強縮む)、くわしくはパッケージ裏に書いてあった。ので、そこも計算して加工すると良さそう
- 熱収縮チューブの切れ端を竿尻につけてEVAのカケが隠れるようにしてみたけど、意外とあんまり見た目が良くならなかった。ので結局やめた