下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

アジャイルソフトウェア要求 を読んだ

必要に駆られて読んだ。

アジャイルソフトウェア要求

アジャイルソフトウェア要求

より価値の高いシステム・プロダクトを短いサイクルで企画から納品まで実現するアジャイルな企業や事業部像の全貌と詳細。プロセス、役割、モデリング手法、見積もり方法、受け入れテスト騒動開発など大規模アジャイル開発フレームワーク(SAFe)構成要素の集大成。

しかし正直あまりしっくりこなかった。しっくりこなさの原因は何なんだろう。

  • 事前に認定スクラムマスター講義で「SAFeはスクラムではない」ということを聞いていたので、色眼鏡で見ていた
  • 自分にとっては既知の情報がそれなりに多く新しい切り口で整理するものでもなかったので、しっかり読む気になれなかった
    • 原著が2010年初版、日本語訳が2014年初版ということを考えると、当時としては要求定義にまで踏み込んで幅広く網羅していることに独自の価値があったかも知れない(今はそういう本はそれなりにある印象)
  • 従来の縦割り型の雰囲気を感じてしまった。色々な役割や仕組みが登場するものも、今のトレンドはタスク志向のダイバーシティー・職能横断型チーム・T型人材みたいなところから手渡しのコストを最小化してアジャイルになろうぜだと思っているので、逆行しているように感じてしまった
  • そもそも自分は要求定義の具体的なハウツーを求めてこの本を読み始めたのだけど、あまりそういう雰囲気でもなかった

多分この本に書いてあるようにやったら実際にある程度うまく現場が回りそうな感触はあるのだけど、それが理想状態かと言うとそうでもなく、理想状態への遷移の途中にあるスナップショットくらいの印象だった。この本に通底するテーマが何なのか読み取れなかったということなのかも知れない。

とはいえ全てがダメだったのかというと当然そんなことはないので、気になったポイントをメモしておく。

次は何を読もうかなと考えると、(組織変革したい流れもあって)他人と関わる際のソフトスキルみたいなのが欠けていて色々とうまくいってないなと思うことが最近は多かったので、そういう本を読むと良いのかなという気分になってきている。

このあたりが良さそうかな? まあ前者かなー。