以前読んだ本で魚の生態ももっと学んでいこうという気持ちになったので、前々から気になっていたこの本を読んだ。
結論から言うと、自分にはちょうどいい塩梅の本でした。 以下の点が良かった。
- 各飼育員が寄稿しているという体裁で広く浅く取り扱っていて、気軽に読みやすく必要以上に深堀りもされていない
- 各飼育員は釣り人なので、釣り人目線での情報が書かれている
- 水族館に関する話題も当然多くて、今後水族館をより楽しむこともできそう
かんたんな生態系の解説とか、スプリングブルームの仕組みとか、音で捕食のスイッチが入る仕組みとか、魚のスレがどう進むのか、といった知りたかった話題は一通り触れられていたように思う。
紙の本しか無いのは微妙な点だけど、個人的には釣りの本は紙で買いたい気がしてきているのでまあいいかとなった。
個人的にはやはり生態についてもう少し深堀りできると良いんだろうなと思っているのだけど、調べてみた感じ割とマジメな学術系の本しか見つかってないのであまりとっかかりが無い状態。ジャンルでいうと海洋生態学?と言うっぽいけど、そこまでマジメに勉強する気は無い。そんな中で以下の本はちょっと気になってる。
海洋生産学?とか海洋物理学?とかは自分が勉強したいジャンルとはちょっと違う感じがしている(学んで損になることはないだろうけど)。
とりあえずこの本を片手に水族館に行ってみたくなった。関西でも行ってない水族館は色々あったので、今思うと一度くらいは行っておけばよかった。