下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

社内でアジャイル開発を普及させる講義活動を続けている

経緯

社内でのプロジェクトマネジメント手法について標準となるものが欲しいという声があったので、半年以上前から暇を見て取り組んできている(あまり宣伝してきてないけど、2012年に今の会社に入ってから社内にアジャイル開発を普及させる活動を細々と続けてきているのです)。

3月くらいのときに自分がドキュメントをつくってみたものも、どちらかというと読み物という雰囲気のものになっていてそれを参照しながらプロジェクトマネジメントをしていこうというものにはなってなかった。

しばらくそのまま放置してしまったのだけど、その後6月頃に認定スクラムマスター研修を受けて熱をもらってもう一度やるぞ!という気持ちになったりしたこともあって、反省を踏まえてテンプレートとなるようなドキュメントの作成を改めてすることに決めた。

ちょうど6月末ごろに社内の開発合宿があったのでそこで協力者を募ったところ、2人が協力を申し出てくれた。それぞれ微妙に得意領域のようなものが違っていたので、三人寄れば文殊の知恵ということでなかなか良いものができたのではないかと思っている(ありがとうございます)。

そしてテンプレートはつくったけどそこからどうしよう、と考えたときにちょっと悩んでいた。 けど、周りから意見を聞いたり、社内での課題感についてアンケートを取ってみたりしているうちに、講義という形を取るのが良かろうという判断を8月ごろにした。

はじめてみて

8月末ごろに募集をかけたときは実はほぼ人が集まらなかったので内心がっかりしていたんだけど、その後他の方からアドバイスをもらって9月上旬に募集の仕方を変えてみたところ、爆発的に受講希望者が増えて今ではどちらかというと講義の日程を確保する方に苦労している。

これを書いている時点では自分以外の講師も含めて講義を数回ほど回したところだけど、今の所感触は悪くない。エンジニアに限らず様々な職種の方に参加してもらえているのもとてもうれしい。これからは講義を通して得られたフィードバックや実際に使ってもらったフィードバックをテンプレートに還元して改善を重ねていくところで、一番楽しいところだとわくわくしている。

外部の勉強会にプロポーザルも出してみた

といったところで、これはいい感じの取り組みだから外部の勉強会(というには大規模な感じもするけど)にプロポーザルを出してみてはどうかと水を向けられて、とりあえず書いて出してみた。

confengine.com

というわけでせっかくなので、もしここまで読んで興味があったら投票しておいてもらえるとうれしいです、という話でした。倍率がとても高いらしいので、多分難しいと思うけど……。

きっと1月ごろには今よりも様々な知見が溜まっていて、色々と話せるのではないかと思っています。よろしくおねがいします。