下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

最近ぼんやりと思っていること

最近人生の潮目っぽさを感じているので、なんか書き残しておこうかなあという気持ちになった。

仕事

特にここ3年くらいは自分にとって新しいことに挑戦し続けてきたつもりでいるけど、結果として色々と見えてきたことがあるなあ、と思っている。

まず、自分は人情に訴えかけるようなウェットな仕事は比較的不得意で、逆に理屈っぽく臨むようなドライな仕事は比較的得意だな、ということが分かってきた。やる前からそうではないかと思っていたけど、実際にやってみたことで確信に変わったという感じ。

また、「手段を目的化してはいけない、成果が大事」というのが自分のメンタリティーだと思っていたけど、それも最近はどうやら違うような気がしてきた。

実際は自分も手段を目的化しているところがすごくあって、ただその手段というのが「技術の深堀り」「仕組みの理解」「箱庭の構築」みたいなところにはあまりなく、代わりに「自分の手を動かして何かをつくる」というようなところにあって、そのことに気づいてなかった結果「成果が大事」というありがちなパターンなのだと自分で自分のことを勘違いしていた、というような感じ。

「自分の手を動かして何かをつくる」のニュアンスとしては、クリエイターというよりはデベロッパーといった雰囲気。自己表現とか世界にブチかましてやろうみたいな感じというよりは、できあがったものが動いているのを見るのが楽しいとか、自分に役立つものをつくれてうれしいとか、といった素朴な雰囲気。

というわけで、Will Can Mustとか言ったりするけれど、WillとCanについての理解が深まってきたという状態。

趣味

最近思ってることとして「実は自分は魚釣りさえしてれば人生それなりにハッピーなのでは??」というのがあって、とても気になっている。 仮に釣りさえしていれば人生それなりにハッピーに過ごせるのであれば、もう人生それでいいじゃん、人生完成じゃん、と思う。

ただ、じゃあ実際に釣り三昧の生活をはじめたとしても、そのうち飽きてしまうのでは?という懸念もある。 とはいえ人生が完成する可能性があるなら、試してみるべきなのでは?とも思っていたりする。

となると「早く小さく失敗しろ」ということで、なるべく早めに試したほうが良いのでは?と考えている。 だって、65歳とかになって俺の人生これでいくぞ!ってやってみて3年位で飽きちゃったり身体の方がついてこなくなっちゃったりしたらしょうがないもんだから。

現実的な実現可能性に関しては、これはその気になればできることだと思っている(言い換えると、流れに身を任せていても実現できるものではない)。東京から転職で京都にやってきたくらいなので、できないということもないだろう。もちろん何かを諦めることにはなるだろうけど、それはまあ、何かを選ぶにせよ選ばないにせよ、常にそういうものだと思う。

趣味というよりは人生の話になってしまった。