誰かにビジネスコミュニケーションの仕方を教えたいと思ったらどうしよう、ということを最近ぼんやり思っている。
そもそも自分自身がビジネスコミュニケーションをそんなに得意としていないんだけど、まあなんとかサマになっている?なっていない?のはいくつかのフレームワークを複合的に使っているからだと思っている。
なんか他にも平易でいいやつがあれば知りたいような気がしている。
「結論→理由」「理由→結論」
多分この本を読んで意識し始めたような気がする。
基本的には「結論→理由」が良いとされているけど、相手にとって受け入れがたいであろう事柄を伝える場合は例外的に「理由→結論」が良い(なぜなら、受け入れがたい結論から話が始まるとその後に続く理由も生理的に受け入れられなくなってしまうから)、という認識でいる。
空雨傘
何か本を読んだ気がするんだけど忘れた。
要するに、「事実」「解釈」「判断」は分けて伝えると齟齬が起こりにくいよ、ということだと思っている。 結構ここがごっちゃになっていることが多いので、相手がごっちゃになってるなと感じたら切り分けてみるとうまく整理できることも多い。
ビジネス的なお作法
割とここ最近までアホらしいと思って意識的に無視してきていたけど、これも一種のフレームワークだと思うとそんなに悪くないものだと思うようになってきた。 「お世話になっております→どうぞよろしくお願いいたします。」とか。
- 作者: 平野友朗
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2017/03/24
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
フレームワーク的な部分以外でも、相手にどう伝わるかというところを主眼にこういうふうに考えましょうというような話がこの本には確か書いてあって、僕とかは以前は口頭だと自分の考えはこうですということを延々と列挙して相手に自分が何を言いたいのか考えさせるという相手の負担の大きいコミュニケーションスタイルを取っていたので、その辺り矯正するのにも役に立った気がする。
普通の日本語を話す
別に本とかじゃなくてこれは普段自分が思ってることなんだけど、特定の会社内とか特定の職種内とか特定の文化圏でしか通じない言葉って案外多くて、それを使っているとそうじゃない相手には全然伝わらないという問題がある。
ハイコンテキストな言葉をうまく使えると高効率なコミュニケーションが可能になるけど、基本的には自然な状態から意識的にコンテキストを1~2段階くらい浅くして話したほうが結果的にうまくいくことのほうが多いように思う。