自分がどんな寝相をしているのか気になりませんか?僕は気になったのでシステムを構築・運用しています。
ハードウェア構成は単純で、Raspberry Piに赤外線ウェブカメラをつなげただけです。

- 出版社/メーカー: Raspberry Pi
- メディア: エレクトロニクス
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仕組みとしては、
- cronでスクリプトを定期実行
- 就寝中かどうかをJSONで受け取って、就寝中なら処理を続行
- 就寝中かどうかはSleep As AndroidとTaskerを組み合わせてウェブ上に保存している
- fswebcamで赤外線ウェブカメラの映像をキャプチャし、JPEGをSTDOUTへ書き出す
- この際、赤外線LEDを切っていてもキャプチャした画像の色がおかしかったのでグレイスケールにしている
- JPEGを結合してアニメーションGIFにし、自前のRSSを吐く画像アップローダーへアップロードする
- フィードリーダーで寝相を眺める
という感じです。 実際にこのような動画を得ることができます。
画像サイズやフレームレートを抑えていますが、MongoLabの制限のためにそうしているだけなのでこの辺りは検討の余地がありそうです。
やって良かったこととしては、
- 意外と就寝中に動いていることが分かった
- 録画から枕の高さや布団の量を調整できる
- 単純におもしろい
ということがありました。逆に悪かったこととして、異常に居住スペースの見た目が悪くなったということがあります。
おそらくこれまでは専門の施設に行かなければ自分の寝相を録画することはできなかったと思うのですが、技術の進歩によって安価にこうしたことが個人で実現できるのは非常にすばらしいことだと思います。
個人的には非常におすすめです。ぜひお試しください。