- 作者: ソルジェニーツィン,木村浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1963/03/20
- メディア: 文庫
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50年くらい前のロシア文学。 原文がロシア語なせいか独特の言い回しが多いけど、訳注が十分なので特に苦労せず読める。
めっちゃ平たく紹介するとソビエトで主人公が最悪の一日を送るという内容で、小林源文かよという感じのセリフが章立て無しの連続で炸裂し続けてそのまま終わる。 本当に雑に読めばそういう風に読めるんだけど、細やかな描写を通じて当時のソビエトの実情や、その下で生きる人々の有り様が説得力を持って描かれている。
正直読んでる間はそんなに面白く無いなと思っていたんだけど、読み終えてみると意外と心に響くものがある。終盤の展開の影響も強いのだと思う。ちょっとロシア史に興味がわいたので、
- 作者: マイケルハワード,Michael Howard,奥村房夫,奥村大作
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/05
- メディア: 文庫
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くらいよくまとまった本があったら読んでみたくなった。