- 出版社/メーカー: 増田屋コーポレーション
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: おもちゃ&ホビー
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以前から名前は聞いていたゲームだったけど、実際に遊んでみたらこれは本当に凄いゲームだと思った。おもしろいとかおもしろくないという以前に、凄い。
先ず、良いゲームは進行するに連れて選択肢が増えるのだけど、このゲームは序盤殆ど選択肢が無いのに後半になると選択肢が爆発的に増える。 敷居の低い導入から、ガッツリゲームの深い方に連れて行かれる。良い。
次に、良いゲームは選択することがリスクとリターンの関係にあるのだけど、このゲームは手札を出せば勝ちに近づくけど選択の難易度が上がっていくという構造になっている。 勝ちに近づけば近づくほどそこから前に進むのが難しくなっていく。手垢のついた言葉だけど、そこにカタルシスがある。良い。
最後に、良いゲームはシンプルなルールとコンポーネントで成り立っているのだけど、その点このゲームは本当にルールがシンプルで導入は5分程度で終了する。そのくせ、先述のような非常な複雑系を表現している。めっちゃ凄い。
というわけで、次は酒を飲まずにちゃんと頭が回ってそうなときに改めて遊んでみたいと思った。