個人でも簡単に出稿できるとのことだったので試してみた。
結論から言うと、予算が低すぎて全然ダメだった。 詳しくは後述する。
まず、Facebookのフッターから広告を作成する導線をクリックしていく。 適当に進めていくと大体なんとかなるけど、全体的に挙動が怪しいしローカライズも不十分で作りが荒かった。
今回は数値の変化をデベロッパーコンソールから見れる自作のAndroid向けゲームを広告することにした。
継続的に出稿させたい場合、予算は31$以上?必要らしい。最初に出しとけよと思った。仕方がないので1日あたり10$で期間を1日にして出稿してみることにしたら、特に予算でひっかかることは無かった。
で、CPCが結構高くて100円以上とかするんだけど、無料のゲームなので全く儲からないし、予算1000円だと10回クリックで終わり、みたいな感じになる。かなりどうしようもないので、ターゲットとかを適当に絞ったりしていったらCPCが安くなっていた。
推奨入札価格が0.5$〜となっていたので結局CPC0.5$で出してみたが、その後確認すると推奨入札価格が1$〜とかになっていて、その後度々推奨入札価格が変化しているようだった。変化するのは当たり前だけど、0.5$から1$にすぐになるのはおかしいと思った。仕方がないので後で1$に変更した。
料金の支払い方法はクレジットカードとかPayPalとかが選べたので、今回はPayPalにしてみた。
で、結果だけど、どうやらユーザーに表示された回数は300回くらいで、クリック数は0なのでお代は結構です、みたいな感じになった。
というわけで、かなり寒い結果に終わった。
この感じだと使い道は2つあるかなと思っていて、
- 利益額の高い商品の広告として利用する
- CPCを超える利益を得られるのなら何も問題はない
- 出会い系合コンみたいな広告とかばかり出てるのはこういう理由だと思う
- 身を切るのを前提で、スポットでユーザーを集めて検証するのに利用する
- 100人くらいずつ集めて行動データ収集して検証と学び的な、リーンごっこ的な
という感じだった。
なんにせよ、個人で出稿できるからといって特に普通の個人の力を増幅させるという感じはしなかった。 ターゲット細かく設定できるのは良いと思うし、普通の企業ユースや同人活動みたいなお金のやり取りを前提とした物事に対しては結構便利かも知れない。
僕みたいな清貧を潔しとするみたいな感じだと、自分のTwitterで宣伝した方がマシというのが現実っぽい。