下林明正のブログ

思いついたことを適当に書いています。

開発プロセスの話は極論すると

振り返りさえ頻繁かつ手厚くやっていれば、後はまあ大体なんとかなる気がする。 逆にそれができていないと、一時うまくいっていてもどこかで不調に陥ったときにそれに気づいて立ち直るのは困難なように思う。

もちろん振り返りだけでは知らないことを知らないというような不可知の領域については考えも至らないわけだけど、それでまずいことになったら遅くともそのときには気づけるわけだし、まずいことにならないのなら別にそのままでも良いと考えられる。振り返りだけで100点や120点が取れるとは言えないけど、悪くても60点くらいは安定して取れるだろう、という感覚。

60点で勝てるのか?というとそうではないと思うけど、実際のところ60点も取れていないということはそんなに珍しいことではないように思う。というわけで、特に悩まずにやったら良い、というレベルのことだと考えている。

難しいのは、振り返りを頻繁かつ手厚くやることだと思う。うまくいっているときほど振り返りの意義は小さくなっていくので「時間の無駄なのでボリュームを減らしませんか」ということになる。そういうときは、まあ、減らしたら良いと思うけど、そのときはきちんと減らしていることに対して意識的にならなければ、うまくいかなくなったときに元のボリュームに戻す判断ができなくなって傷口が広がりやすくなってしまうように感じる。振り返りのボリュームも減っているので、「今、やばいんじゃないか?」と思う機会も少ない。

なので個人的には、気持ち多めに振り返りはやって、時間が多少余るようなら早めに解散で良いのではないか、と最近思っている。別にこの話は、個人とか、チームとか、会社とか、割とどんなスケールにおいても言えることではないか、と感じている。