下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

Mini-ITXでGTX 970のマシンを予算15万円くらいで組んだ

ゲームを遊んでいたらMacBook Proがいきなり壊れたので諦めてPCを新調した。 最初はBTOにでもするつもりだったけど、どうやら今でも自作PCの方がコスパ的にはアドバンテージがありそうだったので久しぶりに組むことにした。

組み立て編

以前処分したマシンはミドルタワーだったけどデカくて邪魔だったのでMini-ITXにしてみた。コスパを重視しつつゲームもそこそこに遊べる性能を狙った。

パーツは以下の通り。

大体13万円くらいだった。OS持ってなかったら15万円くらいになってたと思う。

風神スリムとケースの電源コードが干渉しそうだった。このケースは電源をフロントに置く構成なのです。ギリギリセーフ。

フロントパネルのUSB3.0コネクタの根本の補強部分みたいなのが風神スリムと干渉した。

仕方がないのでニッパーで除去してなんとかなった。

全体的に逆光になってて見づらいですね。雑でごめん。

あとは電源コードを割る際に深爪したりしたけどなんとか完成した。マニュアルなどを眺めながら気長にやってたので組み上げるのに4時間くらい使った気がする。 今回は間違って買ってしまったので風神スリムを積んだけど、この手のデカいファンは大体何かと干渉するのでリテールファンがあるならそれで諦めたほうが良さそうな感じがした。

OSインストール編

もともとWindows 7を持っていたので使おうとするも、Windows 7にはUSB3.0のドライバが組み込まれていない一方で今回は使えるインターフェイスUSB3.0しかないことでセットアップが詰む現象が発生した。 対応しようと思うとこういう感じでめちゃくちゃダルい。 マザーボードにはUSB2.0のピンもあるのでコネクタさえあればなんとかなりそうではあったし、もしくはSATAのDVDドライブなんかでも突破できたと思う。けど自分はどちらも持ってなかった。

そこでどうやら今はWindows 10のアップグレードが無料らしく(2016/7まで?)、さらにWindows 7のプロダクトキーでもWindows 10をクリーンインストールできるようになっているらしいということで、DVDにMicrosoftから落としたWindows 10のISOを焼いてセットアップしてみたところ、Windows 10のセットアップディスクにはUSB3.0のドライバは含まれているのでうまくいった。Windows 7のプロダクトキーも通った。積極的にWindows 7を使いたい理由は特になかったのでよかった。

その際に、

  • なぜか時計が1時間遅れていたので、時計の自動同期をオフ・オンしたら時間がかかったけど同期された
  • 次の日に起きたら何故かスリープモードにしていたPCが起動していた。電源のオプションでスリープからの復帰を無効化するのと、マウスでスリープが解除されるのをデバイスマネージャーから無効にした。これだけで対策が十分かどうかは良く分からない

ということがあった。

この方法が使えるのはWindows 10へのアップグレードが無料である期間だけだと思うので、過ぎたあとに再セットアップが必要になったらそのときはWindowsを買い直そうという気持ちになっている。

感想

もっとメチャクチャになるかと思ってたけど案外なんとかなった。自作PC自体は5年に1回くらい組んでる気がするので、慣れている部分もある気がする。でも、知り合いに聞きながらじゃないと最近の事情は全然分からなかったと思う。特に流用できるものがないなら若干割高だけど諦めてBTOにするのが無難っぽい。

動作音は思ったよりも静かだった。PS4と同じくらい?空気清浄機を動かしているとそちらの方がうるさい。ただ、さすがに寝てる間に起動されると音がうるさくてうまく眠れなかった。Windowsが寝てる間に勝手に起動するの昔から何度も踏んでる罠なので、いい加減やめて欲しい。

Mini-ITXにしてみたけど、ぶっちゃけ室内における威圧感がそんなに無い意外はあまりメリットが無い気がする。空間効率良さそうに見えるけど、エアフロー考えると全方面に余白の空間を用意しないといけないのでそうでもない。机の上に置くような場合は都合がいいかも。まあ、要らなくなってとりあえず布団棚にしまっておくときには便利か。

Windows 10は今のところそんなに不満はないけど未だにChromeとかでフォントにアンチエイリアスがかかってないのは気になる。あと、Macのショートカットに慣れてしまっていて結構混乱している。

スペック的には十分で、期待よりもちょっと上くらい。SteamVR Performance Test on SteamでもギリギリVRレディになった。まあ、HTC Viveを招き入れるような部屋のスペースは無いんだけど。