マネジメントに興味を持っているので、借りて読んでみた。
タイトルが怪しいし文章が冗長な気がするけど、割りと良かった。
先ず、いくつも教訓を教えようとするんじゃなくて、数少ない原則を教えようという姿勢が良い。 本や講義から10個も20個も持ち帰ることは僕にはできなくて、せいぜい2~3個くらいだなあと思っている。 この本では大雑把にいって3つのことを教えようとしているので、持ち帰りやすかった。
また、理論に基づいたトップマネジメントの本というよりは実践に基づいたミドルマネジメントの本といった印象で、実際に僕が必要としている知識は後者の方だったので助かった。
リーダーとマネージャーを明確に分けて論じているのも良い。 僕は元々この2つは別のものだと思っているので、その考えを補強するのに役だった。
全体的にエモさで押し切っている感じはあるものも、今の自分にマッチした本だったと思う。今後の指針として使えそう。
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと
- 作者: マーカスバッキンガム,Marcus Buckingham,加賀山卓朗
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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