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モンタイユー 上巻 を読んだ

モンタイユー―ピレネーの村 1294~1324〈上〉 (刀水歴史全書)

モンタイユー―ピレネーの村 1294~1324〈上〉 (刀水歴史全書)

  • 作者: エマニュエルル・ロワ・ラデュリ,エマニュエル・ル・ロワ・ラデュリ,井上幸治,波木居純一,渡辺昌美
  • 出版社/メーカー: 刀水書房
  • 発売日: 1990/06
  • メディア: 単行本
  • 購入: 2人 クリック: 75回
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随分前に買ってからちまちま読んでいたものをようやく読み終わった。

西暦1300年前後のある村の異端審問の記録を元に当時の文化を伺うみたいな内容。 本来は専門書のはずなんだけど、人間臭さにあふれていて素人でもそれなりに楽しんで読める。好色司祭がどうとかそういう話が大量に載ってる。 Skyrimでその辺に落ちてる本みたいな感じ。

読んでみると、やはり家という観念の強さや暮らしの粗野さが特に目を引く。 そのくせ当時の結婚に対する態度なんかはあまり現代と変わらない気がしておもしろい。もちろん変わらないわけはないのだけど、想像を絶するというほど断絶もしていない。

ここ1年くらい何冊か歴史書を読んできていて、段々と世界史レベルから村史レベルまでスケールダウンしてきて何となく歴史を触った気になれている。 特に役に立たないけど、ちょっと引いた視点で考えてみたい時とか、あるコンテンツの持つ歴史的な意味を知りたい時とかにちょっとは役立つ。 教養ないからこそ思うんだけど、こういうのが教養というやつなんだろうなと思う。

この本も古本で買ったんだけど、前の人がめっちゃ線引いて勉強してるのを適当に流し読みしててやる気が無い。下巻を読む元気は無い感じがしているので今のところ買う予定はない。 歴史書は飽きてきたのでそろそろ何か普通の小説を読みたい。