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実存主義とは何か を読んだ

実存主義とは何か

実存主義とは何か

嘔吐を読んである程度共感したので読みましたというたぶん定番のパターン。 50年位前に日本でも流行していたらしい。 本文中にもやたらと「マルクス主義者」とか出てきて時代を感じさせる。

僕は哲学書を殆ど読まなくて、10年位前にこれも例に漏れずツァラトゥストラはかく語りきとか読もうとしたけどダルすぎて読むのを止めた覚えがある。 その点、嘔吐もこの本も一応ひと通り目を通しはしたので、比較的おもしろい内容なのかも知れない。単に自分が歳を食っただけかも知れない。 でも、特に内容を理解できたという気はしない。

自分にとって一番の関心は神の不在を引き受けつつもどういった仕組みで前向きに行動していくのかというところにあったけど、「もし実存主義が、人間を行動によって定義するものなら、この哲学が静寂主義でないことは言うまでもない。実際、人間は行動しないわけにはいかない。」といった風に言及を避けている印象だったので残念だった。 もっとも、今の自分の態度というのは批判されている静寂主義、虚無主義自然主義的な態度で少なからずあるという感じもするので、文中で直接的に批判されているはずで、単に僕の理解が足りていないだけなのかも知れない。

哲学というと正直うさんくさい印象がかなり強いけど、実際のところ映画ダークナイトバットマンが言っていた「その人の本質はその人の行動が決定する」(だっけ?)という僕の好きなセリフ以上のことを僕はこの本から汲み取ることはできなかった。 カッコいいんだけど、なんだかな。カッコいいからまあ良いのかな。カッコ悪いよりは良いだろうけど。

こういう話って普通に生きてたらティーン・エイジャーの間に学友と酒を飲みながら話しておく通過儀礼みたいなもんだと想像するので、アラサーになってこんな日記書いてるのヤバい気がする。 とりあえず共産党宣言読んでおくと色々なコンテンツを楽しめるようになる気がしてきたので読みたい気持ちになってきた。