下林明正のブログ

個人的かつ雑多なブログです。

「Legend of Grimrock」をクリアした

セーブデータの表記ではプレイ時間は14時間くらいだったようだ。 でも実際はロードし直しまくってるからもっとかかってると思う。

元々このゲームの存在は知ってたんだけど、主に英語であることから避けていた。 ところが、翻訳Wikiをみるとプロジェクトは凍結されているし、調べてみるとそれほど英語力を要求されないということだったし、値段も$15程度とお安かったのでとりあえず買って遊んでみた。 結果としては、その選択は正解だった。おもしろかった。

ジャンルとしてはダンジョンアドベンチャーゲームなのだろう。 巷では良く「これはダンジョンマスターだ」という風に言及されているけど、恥ずかしながらダンジョンマスターを遊んだことがない世代なのでよく分からない。近そうなゲームだと、僕はWizardry 5とかシャドウゲイトを遊んだことがあるという程度だ。 なんにせよ、そういうのが好きな人にはたまらない内容だと思う。(というと一般にはシャドウゲイトクソゲーとして認知されているので微妙かも知れないが…。)

紹介動画とかをみるとリアルタイム性溢れる戦闘みたいな感じになってて、それってどうなのよ?と思っていたけど、実際に遊んでみると案外楽しいし違和感も無い。アクションパズルみたいな感じで、敵を手際よく解体していく必要がある。詰まると死ぬ。

シークレットエリアが多く設置されているのも良いところだと思う。意味深なエリアに辿り着いて「どうせこの辺りにスイッチがあるんだろ?」と探して、実際に上手く行った時が気持ちいい。ダンジョン作者の気持ちを読むゲーム。

NORMALで難易度もちょうどいい。英語力皆無だけど、なんとか調べながら謎解きを進めていくことができた。 一度だけどうしようもなく詰まって答えを見てしまったところがあったけど、もう少し察しが良ければ普通に解けていたかもしれない。

良くないところがあるとすれば、僕としては後半はダレ気味だったというところだろうか。 というのも、ダンジョン続きで交渉可能な人物が登場しないんだよな。 僕はダンジョンには住人がいて欲しい派閥なので、展開が単調でちょっと飽きてしまった。

個人的には、このゲームを遊んで改めて「自分が好きなゲームってダンジョンアドベンチャーだったんだ」と再認識させられた。今の主流はダンジョンハックで、アドベンチャー要素を含んでいるかどうかという感じだからなー。これまで自分はダンジョンハックが好きなのかもしれないと思っていた。

そんなわけで、ダンジョンアドベンチャーが好きな人にはおすすめです。 シューティングゲームとか格闘ゲームは結構同人でもつくられてるんだけど、ダンジョンアドベンチャーは殆ど見かけないんだよな。