どうなるかよく分からんけどとにかく行こう
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
というわけでとにかく比叡山を登ることにした。 伊勢物語を読んだら「都人が山と言ったら比叡山だ」とか言ってたり、雑兵たちの戦場を読んで山が持っていた機能などを知るに連れて、とりあえず観光でもしてみるかという軽い気持ちだった。
子供が山の方からマウンテンバイクで来て地図を見ていたけど、彼はどこから来てどこへ行こうとしてたんだろうか。声をかけても良かったかも知れない。
雲母坂からロープウェイ駅を経由して山頂を目指すルートを選択した。
比叡山のふもとになんかのお墓?があったけど、南無妙法蓮華経がメタルバンドみたいな感じだった。
道なのか?
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
これは道ではない、、、
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
看板とか無視して適当に広い道進んで行ったら、その内どんどん道無き道を突き進んでいって最終的には足場が崩れてしょうがないのでさすがに道が間違ってるだろうということで引き返した。 古いダムの階段がめちゃ細かったりしてデモンズソウルみたいな状態だった。川も飛び越えたりとか、普通に危なかったと思う。
変な道行ってる間後ろをへんなおっさんが着いてきてたんだけど、もしかしたら自殺者予防か何かかも知れないと思った。でも途中までは普通に山道だし、今考えたらやっぱ同じ登山者だったか。
看板はちゃんと読みましょう。大変なところに迷い込みます。
雨降ってきた。かからないけど
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
どうやらようやく正しい道を歩き始めました。
水分出過ぎ、汗乾かな過ぎ
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
最近何回も人が来ててどっか観光しに歩いていた時にも毎回思ったんだけど、やっぱ僕は体力がないようだ。 自転車に乗ってるからそこまで酷くないと期待していたんだけど、どうやら自転車の距離が短すぎて身体は全く鍛えられていないようだ。 結構困る。どうしたものか。
あと、途中のチェックポイントみたいなところでよく見たらおっさんが仰向けになって帽子を顔にのせて昼寝してた。 周り虫とかかなり飛んでるのに平気だったんだろうか。
木が軋んでる
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
風で木が軋む。木が軋むとグロロロロロみたいな妙な音が出る。昔の人は朦朧とした意識でこの音を聞いて妖怪などを恐れていたのではないだろうか。
ちゃんとした山登りの人みたいなのに追いぬかれた。志明院のときもそうだったけど、鍛えてる人は違う。
やばい森で雷だ
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
森の出口でめちゃ雨降ってきた、いけるのか
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
予報だと雨降っても0mmとかなってたのに、アホみたいに雨降ってきた。 後で知ったのだけどこういうレベルの雨だったらしい。 森に雷が落ちると木や枝を伝って感電して死ぬらしいということを最近聞いていたので、これはヤバいと思った。
16時まで地蔵と過ごす
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
雨宿り小屋、電波塔っぽいのが近いから速やかに離れたいけど雨がヤバい
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
雨止まないから地蔵とまだいる。1630までかなあ、、、
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
森を出たすぐに変な小屋があったので雨宿りすることにした。 入ったら地蔵とか置いてあって、これは風情のあるところにきてしまったと思った。 雨が強すぎて小屋の中にいても飛沫が降りかかる。 僕はICDを埋め込んでいるから電波塔の近くなどに近づいてはいけないのだけど、明らかにそれっぽい施設が15分毎に騒音を出して稼働していた。 あめXMP(アメッシュ的なやつ)をギリギリの電波でだましだまし確認して、結局30分くらいここで雨宿りした。気が気でなかった。
雨弱まった。行くか
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
この後めっちゃ近くにロープウェイの駅があった。 結果論だけど、豪雨の中駅に行ったほうがマシだったと思う。 とはいえ、山奥でGPSも若干頼りない感じだったし、道がどうなっているかよく分からなかったので、まあ小屋があったんなら休憩する判断は間違いではなかったと今でも思う。
何回か危ない場面があったのでこれから一人で登山は控えよう、、、
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
ロープウェイ、電車、タクシー最高
— Akimasa Shimobayashi (@shimobayashi) 2013, 8月 5
本当は山頂まで歩いて行くつもりだったけど、そんな状態では無かったのでさっさと諦めて帰って、ビール飲んでからこのエントリー書いてる。
今回は本当に色々と危なかったと思う。次は少なくとも雨が降る可能性無いときに行きたい。あと、もう少し看板見ようと思う。どうせ観光地化されてるんだろとナメてた。そもそも夏に登るのが間違ってる。
関所破りに山越えというものがあるけど、これは絶対に無理だと思った。だからこそ関所破りなわけで、本当に命がけだ。
山道、基本的に森の中で狭い。特に比叡山は地盤の亀裂のような場所を延々と登っていく感じだったので、周囲の視界も悪かった。待ちぶせとかされたら槍とかで普通に殺されると思う。
歩いていて、疲れて休もうとするとだんだん虫がよってきて、耳障りな音を発する。不気味だから先に進まざるをえない。大体虫の羽音と一緒だったような気もする。 そういえばその割にはどこも刺されなかったようだ。高地だからだろうか。
あと、元々自分は歩き方がおかしいと思っていたんだけど、今回歩いていてどこがおかしいのかなんとなく分かった気がする。 たぶん、普通の人は土踏まずから親指にかけてバネのようにして、筋肉のいろんな場所を使って歩いている、気がする。それに対して僕は大体足を上下させて土踏まずの辺りを支点にして動いているだけだった。階段登るときもめちゃうるさいし遅いし、なんかこういうところもダメなんだと思う。地面を信用しなければならない。走るのはそんなに遅くなかったんだけどね。
写真はInstagram以外にもデジカメで撮ってるけど、まあめんどくさいのでその内まとめようと思う。
というわけでその内だけど、次はロープウェイ比叡駅から山頂を目指すのを再開しようと思う。