収穫期に入ったソーシャルゲーム

みさわ

最近ドラコイ(ドラゴンコインズ)のステマが激しいんで、せっかくiPadを買ったことだしちょっと遊んでみたんですよ。

そしたらもうこれが完全にパズドラとコインドーザーの悪魔合体みたいなゲームで、ついにこの時がきたか、とショックを受けました。

というのも、 ジャンルの一生 に書いてあるような"全盛期"がきたな、と考えたからです。

ドラコイ=パズドラ+コインドーザー=(ソーシャルカードバトルゲーム+Dungeon Raid)+(コインプッシャー+Angry Bird) というのが僕の認識ですが、とすると既にBtoBでパクり合う仁義無き戦いが始まっております。 ソーシャルカードゲームのダンピングをお互い繰り返すようなしょっぱい話ではなくなりました。

ついにコンシューマーゲーム業界がその重い腰を上げてソーシャルゲーム業界に殴り込みをかけたのかと思うと、目頭の熱くなる思いです。ドラコイのパブリッシャーがセガだというのも涙ぐましい話ではありませんか。 イナゴの大群と見紛う勢いでウェッブ系企業が食らいついていたソーシャルゲーム業界ですが、これから先は資本の違いが明暗を分ける時代になりそうです。何度も繰り返されてきた歴史でしょう。 逆を言えば、僕らのようなウェッブ系エンジニアにとっては一部上場企業に転職するまたとない機会、かも知れませんね(僕はしませんでしたが)。

特に、ゲームという分野においては"おもしろさ"がある程度の意味を持っているわけですが、おもしろさのつくり方に関しては殆どの部分が体系化されておらず個々人の感性に任せられているような状態ですので、ソーシャルゲーム会社がコンシューマーゲーム会社にどれくらい太刀打ちできるのか見ものであると考えています。 コンシューマーゲーム会社も随分とソーシャルゲーム会社に人材を引きぬかれていたようなので、どうなるかよく分かりませんね。 もしくは、コンシューマーとソーシャルの間でまたもや吸収合併が繰り返されるかも知れません。 案外、ケイブのように細々と長生きをする会社も多いかも。

また、個人的にはリアルのアミューズメント施設を運用しているセガがこういったゲームをリリースした、ということも面白いなと感じています。

というのも、完全に個人的な願望ですが、これを機にスマートフォンとアミューズメント施設が繋がったら凄いことになりそうだ、と思っているからです。 もしそんなことになったら、ただでさえパチンコと比較されるソーシャルゲームでありますが、もっとタチの悪いパチンコ化しそうな気がしています。 市場規模マップ (HTML5版) を見ても分かるようにソーシャルゲーム市場よりもパチンコ市場の方が圧倒的に大きいです。 案外パチンコで食いつないでいる中小コンシューマーゲームメーカーの多い昨今でございますが、その市場を飲み込まない理由は特に思い当たりません。

そんなようなことを、最近 こんなニュース を見てしまった僕としては夢想せざるを得ないという感じです。

そんなわけで、色んな意味でこれからがソーシャルゲーム業界の一番面白い時期になる、と直感しています。 単なるいちゲーマーとしてもソーシャルゲームで楽しめる時代がようやく到来しそうだという感じで、これからが楽しみです。